不動の本命に「待った」をかける激走馬は牡馬? 牝馬?/スプリンターズS
netkeiba編集部(以下:編) 今週はいよいよ秋のGI開幕戦、スプリンターズSです。今回はさっそくおふたりに答弁に入ってもらおうと思いますが、まず前回の結果をおさらいすると、対象レースのオールカマーは夏目さんのゴールドアクターが1着(1番人気)、東出さんのクリールカイザーが4着(4番人気)という結果でした。投票は63対37で東出さんに軍配があがっております。
今回の答弁はもちろん、スプリンターズS。今回も、おふたり1頭ずつの推奨馬でお願いいたしますが、大本命のビッグアーサー以外でお願いしますね。では夏目さんから、どうぞ!
夏目行人 3連単の配当で昨年が10万6170円、一昨年は19万930円と、1頭は穴馬が絡んで高配当を演出する傾向にあるこのレース。特徴としては、昨年のストレイトガールやカレンチャン、スリープレスナイトなど、牝馬が優勢なレースで、牝馬は[4-2-3-26]の連対率17%と牡馬、セン馬を上回っています。年齢別では[3-2-3-11]で連対率26%と4歳馬が好相性。
ビッグアーサーが高松宮記念で記録したレコードには敬意を表さなくてはなりませんが、王者の隙をつける1頭とすればnetkeiba予想オッズ9番人気のレッツゴードンキをあげたいと思います。父キングカメハメハはロードカナロアで2勝。勝ち切れないレースが続いていますが、上がり3Fは、函館SSが34秒0、キーンランドCは33秒9とスプリント戦に慣れるにつれて鋭い脚を使えるようになってきました。桜花賞馬のスプリンターズS参戦といえばニシノフラワーの名前が思い出されますが、レッツゴードンキも、電撃戦でGIタイトルを積み上げる可能性はじゅうぶんでしょう。
編 ありがとうございました。お次は東出さん、よろしくお願いします!
東出ヒロ 前哨戦のセントウルS、確かにビッグアーサーは強かった。でも、オレのなかで一番見どころがあったのは