「2強以外」の狙いならば、トライアル組か、別路線組か!?/菊花賞
netkeiba編集部(以下:編) 今週のターゲットは、牡馬クラシック最終戦の菊花賞。答弁の前に前回の結果をおさらいすると、対象レースの秋華賞は夏目さんのビッシュが10着(1番人気)、東出さんのエンジェルフェイスが16着(11番人気)という結果でした。ちょっとイマイチすぎる結果でしたね……今週は奮起を促したいところです(投票は92対36で東出に軍配)。
さて、今回今回も、おふたり1頭ずつの推奨馬でお願いいたします。あっ、読者の参考のために、サトノダイヤモンドとディーマジェスティ以外でお願いしますね。では夏目さんから、どうぞ!
5番人気馬に妙味あり
夏目行人 「強い馬が勝つ」といわれる菊花賞だけに、1番人気が[4-1-2-3]で連対率50%、複勝率70%と素直に評価したほうが良さそうな傾向にあります。
ですが、人気順でおもしろいのが5番人気で、[1-2-0-7]の連対率30%となかなかの数字。昨年はこの5番人気だったキタサンブラックが勝利、13年も同じく5番人気だったサトノノブレスが2着となっています。また、1番人気は近2年で2連敗中なので、あえて狙うならばここかもしれません。
また、枠順だと1枠が[3-1-1-15]で連対率20%、2枠が[2-2-1-15]で同じく連対率20%と内枠有利の傾向があります。
トライアル別に数値を出すと、神戸新聞杯組が[8-7-5-50]で連対率21%、セントライト記念組が[1-2-2-43]の連対率6%と大きく差が開いた形で神戸新聞杯組に軍配があがっております。
上記を加味して、私の1頭はnetkeiba予想オッズ5番人気のカフジプリンスです。前走の神戸新聞杯は、脚を余す形になりながらもサトノダイヤモンドから0秒5差の4着なら悪くありません。父ハーツクライで、芝2200m以上の成績が[3-0-1-3]とスタミナ勝負もどんとこいなタイプ。3走前の阿寒湖特別(芝2600m)は5馬身差の圧勝で、距離伸びてさらに力を発揮できそう。2強は確かに強いですが、3000mの菊花賞でディープインパクト産駒は未勝利。ならばこの馬にもチャンスはあるでしょう。
編 ありがとうございました。お次は東出さん、よろしくお願いします!
ディープ産駒不利のデータを覆すのはこの伏兵馬!
東出ヒロ デルタブルース、スリーロールス……菊花賞といえば前走条件戦の上がり馬たちが穴をあけてきた。2強、2強といわれているけれど、3000mの距離は全馬未経験。ならば不確定要素はかなりある……ということで、オレの狙いは予想オッズ9番人気の