有馬記念、穴馬の条件は「牝馬の切れ味」か「牡馬の先行力」か!?
東出ヒロ アカリちゃんって、どんな男がタイプなの?
名波アカリ な、な、な、なんだいきなり! そんなこと教えられるはずないだろう!
netkeiba編集部(以下:編) いや〜それはさすがによくある質問なんじゃないですか?
名波 えっ、そうなのか?
編 ええ、別段ふしだらでもないかと。
東出 そうそう、全然ふしだらじゃないよ〜。あれでしょ、お祖父ちゃんみたいに厳格なタイプでしょ。
名波 う、うむ……そうだな、チャラチャラしている軽い男は信用ならないが、口数は少なくとも信頼できる殿方には惹かれる……こともあるかも。
東出 その口ぶりだと、特定の人がいそうだなー。
編 そうなんですか?
東出 そうそう、いるいる、きっといる。
編 名波さんのような美人に好かれる男性……ちょっと気になりますねー。
名波 ま、待てっ! 誰もそんなことを言ってはいないぞっ。
東出 言わなくてもわかるんだもんねー。ホラ、また顔が赤くなった!
名波 ぐ、ぐ、愚弄するかっ!
編 年内最後のセクハラはこのあたりにしておいて、ここで先週の振り返りをすると、ターゲットレースの朝日杯FSは、名波さんがトリリオネア、東出さんがボンセルヴィーソを推奨しました。そして……ボンセルヴィーソが見事に3着(12番人気)! 東出さん、素晴らしい結果でした! そしてトリリオネアが6着でしたから、今回は東出さんの勝利です!
東出 ヨッシャー!
名波 こんな軽薄な男に……悔しいっ。
編 さて、今回はいよいよ一年の掉尾を飾るグランプリ・有馬記念。おのおの、抜かりなく!
これが今年の「最終答弁」!
名波 グランプリに牝馬が3頭、それもノーチャンスの馬ではありませんから、本当に牝馬が強い時代になったものです。ということで、わたくしの推奨馬はnetkeiba予想オッズ10番人気の牝馬デニムアンドルビーです。
ジャパンCや宝塚記念という最高峰の舞台で2着。着順の安定感こそありませんが、ハマった時の破壊力はトップクラス。1年半近い休み明けで迎えた前走の金鯱賞は、着順こそ8着でしたが勝ち馬と0秒5差。繰り出した上がり3Fは32秒8。その末脚は衰えを見せていません。
中山は一昨年の有馬記念で9着に敗れていますが、これも0秒4差。何より直線で前が詰まって首を上げ、およそ5頭分は外に出すロスがありました。中山と同じく直線が短く、パワーを要求される阪神の内回りでも好走していることからも、むしろ今回の舞台が合っていると存じます。ここはこの馬で勝負にいきたいと存じます。
編 おお、今回も差し馬で狙うわけですね。
名波 さらに付け加えさせていただきますと、ジャパンC2着で、重賞未勝利ながら人気を集めそうなサウンズオブアース。昨年の有馬記念は馬群からスムーズに抜け出し、勝ったゴールドアクターにクビ差と迫る2着。
操縦性の高い馬ですが、キタサンブラックやゴールドアクターのように、はっきりとした「型」を持っているわけではなく、今回は他にも逃げ先行馬がおりますので、昨年ほどのスムーズな競馬は望めないと存じます。後手に回っても競馬はできますが、上がり最速の脚を繰り出したのは4着に敗れた昨年の日経賞が最後。それほど飛び抜けた末脚を持っているわけではありません。ここは軽視の一手でしょう。
編 予想オッズ3番人気のサウンズオブアースが消し馬ですか! ありがとうございました。では、東出さん、よろしくお願いいたします。
東出 アカリちゃんが差し馬なら、オレは中山コース適性の高い先行馬を狙う! 前回のボンセルヴィーソもそれで成功したから、勝ちパターンで今年を締めくくるよっ。ということで、オレの1頭は予想オッズ9番人気の