明日5月28日は変則的な発走スケジュールとなっており、WIN5は14時10分発走予定の青嵐賞(東京8R)からスタート。発売締切時刻は14時05分(JRAダイレクトは14時00分)ですので、お買い逃がしのないようご注意ください。
また、明日5月28日のWIN5は総出走頭数が80頭、総組み合わせ数が103万2192通り(土曜16時現在)とかなり多め。今年はまだ百万通り以上の総組み合わせ数となった回がなく、このまま出走取消等がなければ「年明け以降でもっとも当てにくい回」ということになります。しかも、最近のWIN5はただでさえ波乱続き。ここ9回(今年3月26日〜5月21日)のうち6回は一千万円を超える高額配当決着でしたし、逆に百万円未満は1回だけでした。的中の難度はともかく、WIN5らしい夢のある配当になる可能性は高いんじゃないでしょうか。予算や各レースの見立て次第ではありますが、思い切って手を広げても良さそうです。
◆近年の安土城Sは5歳馬が圧倒的に強い
1レース目は4歳以上1000万下の青嵐賞(東京8R)。善戦続きのソールインパクトらに支持が集まると思います。
2レース目は4歳以上1600万下、ハンデキャップ競走の東大路S(京都9R)。実績上位のオールマンリバー、テイエムジンソクあたりが上位人気に推されるでしょう
3レース目は4歳以上1600万下、ハンデキャップ競走のむらさき賞(東京9R)。昨年のむらさき賞で2着となったストレンジクォークらが注目を集めそうです。
4レース目は4歳以上オープン、ハンデキャップ競走の安土城S(京都10R)。比較の難しいメンバー構成で、支持は割れるかもしれません。
5レース目は3歳GIの日本ダービー(東京10R)。土曜16時の時点ではアドミラブル、アルアイン、スワーヴリチャード、レイデオロあたりが上位人気グループを形成していました。
[伊吹式WIN5ランキング 2017年05月28日版]
1位 東京10R 18.アドミラブル
2位 東京9R 14.ストレンジクォーク
3位 東京8R 4.ソールインパクト
4位 京都9R 10.シンゼンドリーム
5位 京都10R 10.ムーンクレスト
【以上すべての馬を買うと1点買い】
6位 京都10R 4.セカンドテーブル
7位 京都9R 3.オールマンリバー
8位 京都9R 13.テイエムジンソク
9位 東京8R 6.ウインテンダネス
【以上すべての馬を買うと12点買い】
10位 東京9R 7.ハナズレジェンド
11位 東京10R 12.レイデオロ
12位 京都10R 12.ブラヴィッシモ
13位 京都9R 15.ヒロブレイブ
14位 東京8R 15.マイネルクラフト
【以上すべての馬を買うと144点買い】
15位 東京9R 6.ポルトドートウィユ
16位 東京10R 7.アルアイン
17位 京都10R 16.ムーンエクスプレス
18位 京都10R 5.ファインニードル
19位 京都9R 9.マインシャッツ
20位 東京8R 3.ルックトゥワイス
21位 東京8R 9.コスモジャーベ
【以上すべての馬を買うと1125点買い】
22位 東京8R 5.ステイブラビッシモ
23位 東京9R 11.ニシノジャーニー
24位 東京9R 9.ジークカイザー
25位 東京9R 2.サンマルティン
26位 東京10R 13.カデナ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】
5レース目の日本ダービー(東京10R)は過去の戦績を素直に評価したい一戦。「“JRA、かつ1800m以上の重賞”において優勝経験のない馬」は2012年以降[0-0-1-50]と苦戦しています。また「前走の着順が5着以下だった馬」は2012年以降[0-0-2-34]、「前走の単勝人気順が6番人気以下だった馬」は2012年以降[0-0-2-38]、「“JRA、かつ出走頭数が15頭以上のレース”において連対経験のない馬」は2012年以降[0-0-0-15]。大敗直後の馬、前走で穴をあけたばかりの馬、多頭数のレースに実績がない馬はそれぞれ評価を下げるべきでしょう。
今年の日本ダービーはこれらの条件をすべてクリアしているのがアドミラブルだけ。「青葉賞を使った馬からは未だに優勝馬が出ていない」という事実こそあるものの、ハナ差の2着だった2012年のフェノーメノをはじめ好走馬は多数出ているわけですから、この臨戦過程自体がマイナスに働いているわけではありません。単なる“ジンクス”の影響で配当的な妙味が高まるのであれば儲けもの。私は素直に一頭勝負を基本線とするつもりです。
4レース目の安土城S(京都10R)は馬齢別成績に偏りのあるレース。ほぼ同じ条件で施行された2012年、2014〜2016年の安土城Sと2013年のディープインパクトCを集計対象にすると、「馬齢が4歳だった馬」は[0-1-0-11]、「馬齢が6歳以上だった馬」は[0-0-2-38]でした。一方「馬齢が5歳だった馬」は[5-4-3-13]と堅実。このうち「前走の着順が3着以内だった馬」は[4-1-1-0]、「前走の単勝人気順が3番人気以内だった馬」は[4-0-1-0]と、さらに安定しています。今年はセカンドテーブル、ムーンクレストあたりを重視すべきでしょう。