ファンディーナでもリスグラシューでもない「穴馬2騎」を大抜擢!
東出ヒロ いやー『うまンchu』のオーディションの結果が出たねー。
netkeiba編集部(以下:編) ああ、番組の女性アイドルユニット『VIVAJO8』のことですね。東出さんイチオシの松井りおさん、見事合格しましたねー。
名波アカリ まったく、ふたりとも相変わらずはしたないなー。
東出 いいんだよっ。こんなバカ話をできるのも、あと少しなんだから……!
名波 えっ?
編 ええと、実は東出さんには先にお話ししたんですが、このコラム、9月いっぱいで終了ということになりまして。
名波 ええーっ。
東出 まぁ、仕方がないよね。物事にはスタートがあれば、フィニッシュもあるということで。
名波 そ、そうなの……ということは、今回を入れて、あと3回?
編 そうですね……。おふたりには、ビッグな的中をゲットして、有終の美を飾っていただきたいものです。さて、先週を振り返ると、対象レースの京成杯AHはマイネルアウラートが15着(名波)、トーセンデュークが5着(東出)という結果。繰り返しになりますが、あと3回ですからねっ。今週こそよろしくお願いしますね!!
◆先行馬が多い展開で、狙い目は…!?
名波 今年のローズSは逃げ馬こそカワキタエンカくらいしかおりませんが、強力な先行馬が多数のメンバー。そして台風の接近により、馬場は恐らく重馬場。仮に火曜日に延期されたとしても、雨の影響は避けられないでしょう。つまり、瞬発力よりも持久力の問われる展開が予想されます。直線の長い阪神外回りというコース形態を考えれば、ハイペース追走から息の長い末脚を使える馬を選びたいところですが……差し脚自慢の馬は、スローペースからの瞬発力勝負で力を発揮してきた馬に偏っており、今回の条件に合いそうな馬を見つけ出すことは出来ませんでした。
ならば脚質にとらわれず、今回のメンバーで最も持久力に優れていると考えられる馬、カワキタエンカに私は一票を投じたいと存じます。この馬を評価すべきは2走前の桜花賞。稍重という発表以上に時計のかかる馬場で逃げて、1000m通過58秒3。1400m通過は1分21秒7。同日芝1400mの古馬OP・大阪ハンブルクCの走破時計より0秒7速いものでした。カワキタエンカは着順こそ7着に敗れましたが、勝ったレーヌミノルからは0秒6差。並の逃げ馬ならもっと大きく崩れていたに相違ありません。
鞍上に変幻自在の騎乗を見せる横山典弘騎手を迎え、適切なペースで逃げることが出来れば、そして[1-0-1-0]と実績のある得意の重馬場も味方につければ……秋華賞出走の権利は、この馬に転がり込んでくるはずです。
編 予想オッズでは7番人気ですから、かなりの配当妙味が期待できそうですね。では、消し馬のほうはいかがでしょうか?
名波 今回予想される展開は