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　明日10月22日のWIN5は総出走頭数が73頭、総組み合わせ数が55万2960通り(土曜16時現在)。2〜5レース目はいずれも15頭立て以上の多頭数ですが、1レース目の甲斐路S(東京10R)は出走頭数が8頭にとどまっています。この第一関門をどんな形で突破するかが大きなポイントになるでしょう。

　なお、改めて集計してみたところ、1レース目の出走頭数が9頭以下、かつ総組み合わせ数が30万通り以上という回はこれまでに24回ありました。驚くべきことに、このうち2割以上にあたる5回は的中なしならびに配当が1億円以上の大波乱決着。これまでに発売された全354回のWIN5を確認してみると、的中なしならびに配当が1億円以上だったのは29回だけで、その割合は約8%に過ぎません。要するに、1レース目だけ出走頭数が少ない回は、妙に“億クラス”の波乱が起きやすいのです。合理的な理由は特に思い付かず、単なるジンクスに過ぎないのかもしれませんが、明日10月22日もこの条件に当てはまっている点は気になりますね。

◆ブラジルCは年明け以降の成績に注目

　1レース目は3歳以上1600万下の甲斐路S(東京10R)。実績上位のプロディガルサンあたりに注目が集まるでしょう。

　2レース目は3歳以上1600万下の桂川S(京都10R)。2戦連続で2着に健闘しているアドマイヤナイトらが上位人気グループを形成しそうです。

　3レース目は3歳以上1600万下の北陸S(新潟11R)。比較の難しいメンバー構成で、上位人気勢の支持はやや割れるかもしれません。

　4レース目は3歳以上オープン、ハンデキャップ競走のブラジルC(東京11R)。3歳のサンライズソアに支持が集中すると思います。

　5レース目は3歳GIの菊花賞(京都11R)。土曜16時の時点ではアルアイン、キセキ、ミッキースワローの3頭が人気を集めていました。

[伊吹式WIN5ランキング 2017年10月22日版]

1位 京都10R 7.オーヴィレール
2位 新潟11R 6.ゼンノサーベイヤー
3位 東京10R 5.プロディガルサン
4位 東京11R 4.サンライズソア
5位 京都11R 13.キセキ
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 京都11R 16.アルアイン
7位 東京11R 5.メイショウウタゲ
8位 東京10R 4.ショウナンマルシェ
9位 新潟11R 15.ディオスコリダー
【以上すべての馬を買うと16点買い】

10位 京都10R 2.ペスカネラ
11位 京都11R 15.ダンビュライト
12位 東京11R 15.スリータイタン
13位 東京10R 1.プロフェット
【以上すべての馬を買うと108点買い】

14位 新潟11R 12.テイエムチェロキー
15位 京都10R 4.レッドリーガル
16位 京都11R 8.サトノアーサー
17位 京都11R 12.ミッキースワロー
18位 京都11R 14.ポポカテペトル
19位 東京11R 11.ラニ
20位 東京11R 8.ナムラアラシ
21位 東京11R 9.モンドアルジェンテ
22位 東京10R 8.ハクサンルドルフ
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 東京10R 6.マイネルラフレシア
24位 新潟11R 10.ベック
25位 京都10R 6.ナガラフラワー
26位 京都10R 12.アドマイヤナイト
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　5レース目の菊花賞(京都11R)は前哨戦の内容を素直に評価したい一戦。「前走の着順が4着以下」だった馬は2012年以降[0-0-2-40]、「前走が“JRAのレース”、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が3位以下だった馬」は2012年以降[1-1-2-52]ですから、それぞれ評価を下げるべきでしょう。また「“JRAのGI”において3着以内となった経験がなく、“JRA、かつ2400mのGIかGII”において4着以内となった経験もなかった馬」は2012年以降[0-1-1-54]。GIならびに長距離のGIIで善戦したことがない馬も強調できません。今年のメンバー構成なら、アルアインやキセキを素直に重視したいところです。

　4レース目のブラジルC(東京11R)も近走成績がポイント。「“同年、かつJRA、かつ2000m以下の重賞かオープン特別”において5着以内となった経験がない馬」は2013年以降[0-0-0-23]と苦戦していました。また「前走の着順が8着以下」だった馬も2013年以降[0-1-0-22]と優勝例なし。今年はサンライズソア、メイショウウタゲあたりを高く評価すべきだと思います。