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“後味スッキリ”の日本ダービー、他にもウレシイ出来事が

  • 2018年06月02日(土) 12時00分


◆拙著「競馬と鉄道」、めでたく重版!

 みなさん、今年の日本ダービーはいかがでしたか?

 私は、当日の青嵐賞で2分23秒を切るタイムが出たのを見て、ジェネラーレウーノから別の馬に狙いを変え(どの馬にしたかはご想像にお任せします)、単勝と複勝で“小勝負”しましたが結局ハズレ。でも、福永祐一騎手の初制覇といういいレースが見られたので、“後味スッキリ”でした。

 さぁこうなると、やっぱり蛯名正義騎手にも一度は勝ってもらいたくなりますね。こればっかりは、私が思っているだけじゃどうにもなりません。“可能性のありそうな馬”を蛯名騎手に委ねてくれる馬主さんが必要です。そんな“男気”のある方、ぜひともよろしくお願いします!

 ダービーの馬券は別として、ここ1週間くらいは、私にとってウレシイ出来事が相次ぎました。まずは、今までの考え方を変え、複勝中心で馬券を買い始めたら、ソコソコ当たるようになったということ。その馬券は、JRAが新しく開発した「スマッピー投票」で買っています。スマホをマークカード代わりにして情報を入力、これをQRコードに変換して、対応券売機で購入するというものです。

 なんて書くと、なんだか取っつきにくいと思われるかもしれませんが、実際は至ってカンタン。これを使わない手はないと思います。スマホでJRAのサイトを表示し、トップページの上段にある「ピッ スマッピー」をポチッとやると、そのシステムに入っていけますので、まだ体験していない方は試してみてください。

 次は、馬券が当たるよりウレシイ話(?)。10年あまりにわたって実況を担当させてもらっているバドミントンで、日本女子チームがやってくれました。国・地域別対抗の団体世界選手権、ユーバー杯で37年ぶり、18大会ぶりの優勝を果たしたのです。

 このコラムでも、競馬ファンの方々からひんしゅくを買ってしまうのも覚悟の上でバドミントンのネタを書いてきましたが、これも書かずにはいられませんでした。トマス杯に出場した日本男子も準優勝と大健闘。自分の担当競技で日本選手がメキメキ力をつけ、実績を積み重ねていくのを見るのは実に楽しいものです。この調子でもっと強くなってほしいと思います。

 そして、4月に出版した拙著「競馬と鉄道」が、めでたく重版されることになりました。出版社の方から伺った話では、もともとジワジワ売れるのがふつうの新書としては好スタートを切っているとのこと。おかげさまでターフィーショップの在庫が速いペースで少なくなって、これを切らしてはいけない、という判断もあったようです。

 ちなみに、7月15日(日)に中京競馬場で開催する1dayレッスン「鉄道会社と競馬場のキズナに迫る」はただ今受講者募集中。詳しくは名鉄カルチャースクールのHPをご覧ください。

テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。

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