明日のJRAは競走番号ごとの発走順が小倉→新潟→札幌となっています。WIN5対象レースは小倉の11R、新潟の10〜11R、札幌の10〜11Rですのでご注意ください。
なお、明日8月19日のWIN5は総出走頭数が69頭、総組み合わせ数が46万6752通り(土曜16時現在)。重賞の2鞍こそ16頭立て以上の多頭数になりましたが、少頭数となったその他の3レース、特に1〜2レース目をどんな形で突破するかがひとつのポイントです。
ちなみに、2レース目のおおぞら特別(札幌10R)は札幌ダ1000mが舞台。ダ1000mのコースで施行されたWIN5対象レースは先週2018年08月12日の西部日刊スポーツ杯(小倉ダ1000m)が初めてで、このレースを制したのは単勝オッズ11.0倍(7番人気)のアレットでした。また、福島ダ1150mで施行されたWIN5対象レースはこれまでのところ9鞍あり、そのうち4鞍で単勝オッズ10倍以上の伏兵が勝利。
サンプル数は多くないものの、ダ1200m未満のWIN5対象レースは波乱が起きやすいので、このレースもある程度はそうした決着をイメージしておくべきかもしれません。
◆北九州記念は前走の着順や京都芝での実績に注目
1レース目は3歳以上1000万下の阿賀野川特別(新潟10R)。3歳のダブルフラット、ユーキャンスマイルらが上位人気グループを形成しそうです。
2レース目は3歳以上1000万下のおおぞら特別(札幌10R)。前走を圧勝したコパノキッキング、実績上位のタマモコーラスあたりが注目を集めるでしょう。
3レース目は3歳以上GIII、ハンデキャップ競走の北九州記念(小倉11R)。混戦模様ですが、土曜16時の時点ではアサクサゲンキ、ダイアナヘイローらに支持が集まっています。
4レース目は3歳以上オープン、ハンデキャップ競走のNST賞(新潟11R)。比較の難しいメンバー構成で、上位人気勢の支持はやや割れるかもしれません。
5レース目は3歳以上GIIの札幌記念(札幌11R)。こちらは土曜16時の時点だとサングレーザー、マカヒキ、ミッキースワローあたりが人気の中心でした。
[伊吹式WIN5ランキング 2018年08月19日版]
1位 小倉11R 1.ゴールドクイーン
2位 新潟10R 2.ユーキャンスマイル
3位 札幌10R 8.テイエムチェロキー
4位 新潟11R 2.ベストマッチョ
5位 札幌11R 13.スズカデヴィアス
【以上すべての馬を買うと1点買い】
6位 札幌11R 9.サクラアンプルール
7位 札幌11R 2.サングレーザー
8位 新潟11R 12.オールドベイリー
9位 札幌10R 4.コパノキッキング
【以上すべての馬を買うと12点買い】
10位 新潟10R 3.ダブルフラット
11位 小倉11R 9.ラブカンプー
12位 札幌11R 3.アストラエンブレム
13位 新潟11R 8.スティンライクビー
14位 札幌10R 6.クラシコ
【以上すべての馬を買うと144点買い】
15位 新潟10R 4.ヴォウジラール
16位 小倉11R 4.ナインテイルズ
17位 札幌11R 8.ネオリアリズム
18位 札幌11R 14.ミッキースワロー
19位 新潟11R 9.アードラー
20位 新潟11R 5.ドリームドルチェ
21位 新潟11R 6.ベック
22位 札幌10R 7.タマモコーラス
【以上すべての馬を買うと1296点買い】
23位 札幌10R 10.エンゲージリング
24位 新潟10R 6.プラチナヴォイス
25位 小倉11R 11.ダイメイプリンセス
26位 小倉11R 5.アレスバローズ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】
5レース目の札幌記念(札幌11R)は距離適性がポイント。「“JRA、かつ1800m以下、かつ重賞のレース”において3着以内となった経験がない馬」は2014年以降[0-1-1-26]と人気を裏切りがちです。また「“同年、かつJRA、かつ重賞かオープン特別のレース”において3着以内となった経験がない馬」は2014年以降[0-0-0-19]、「前走のレースが“函館記念”以外、かつ前走の着順が4着以下だった馬」は2014年以降[0-0-2-22]。近走成績が良い馬を素直に重視すべきでしょう。今年は上位人気馬の大半がこれらの条件に引っ掛かるので、サクラアンプルール、サングレーザー、スズカデヴィアスあたりを押さえておくべきだと思います。
3レース目の北九州記念(小倉11R)は前走好走馬が強いレース。「前走の着順が5着以下だった馬」は2013年以降[1-1-2-43]とあまり上位争いに食い込めていません。なお、このうち「“京都芝、かつ1000万下から上のクラス、かつ出走頭数が12頭以上のレース”において優勝経験がなかった馬」は2013年以降[0-0-0-28]。波乱を演出した馬の多くは京都芝のレースに実績がある馬でした。さらに「前走との間隔が中5週以上だった馬」は2013年以降[0-1-2-37]、「父にミスタープロスペクター系種牡馬を持つ馬」は2013年以降[0-0-2-23]。これらの傾向から総合的に判断すると、ゴールドクイーンが最有力です。