▲大舞台を直前に控えた藤田菜七子騎手が、今の心境を語ります
フェブラリーSで大注目の「コパノキッキング×藤田菜七子騎手」。オーナーであるDr.コパ氏の登場に続き、鞍上の菜七子騎手を直撃しました。ついにGI初騎乗へ、大抜擢の舞台裏とは? そして「少しずつ緊張感が高まってくる」と、レースが近づくにつれての率直な心境も明かしてくれました。
(取材・文=不破由妃子)
【Dr.コパ氏】インタビュー前編『日本で一番合っている騎手が菜七子』【Dr.コパ氏】インタビュー後編『秋には菜七子でブリーダーズC遠征プランも』コパノアラジンは、私のなかですごく大きな存在
──昨年6月17日に通算31勝をマーク(東京3R・ベルクカッツェ)。GIへの騎乗が可能となり、いよいよ今週、コパノキッキングでフェブラリーSの舞台に立つわけですが、同馬への騎乗はどういったタイミングで知りましたか?
菜七子 1月27日の最終レースのあとに、村山先生から直接お電話をいただきました。その日は中京で最終レースまで乗っていたので(コパノキッキングが勝った)根岸Sを見ることはできなかったんですが、結果だけは周りから聞こえてきていて。その馬に自分がGIで乗れるなんて、信じられない気持ちでした。
──去年、札幌でコパノキッキングが1000万を勝った時点(8月19日・おおぞら特別)で、小林祥晃オーナーの口から「将来的には菜七子騎手で大きいところを狙いにいきたい」というプランが語られていましたね。
菜七子 確かにそういったお話は耳に入ってきてはいたんですけど……正直、リップサービスというか、そういう感じだと思っていたんです。まさか本当に依頼をいただけるとは思っていなかったので、すごくビックリしました。
藤田菜七子騎手グッズ第二弾発売決定!
今回はつの丸先生描き下ろしのオリジナルキャラクターを使ったラインナップです。中山競馬場、阪神競馬場にて12/22より販売です。是非お手に取ってみてください。
▲(写真提供:ホリプロ)