スマートフォン版へ

【朝日杯FS】サリオスが秘める無限の可能性―ハーツクライ産駒特集(2)

  • 2019年12月08日(日) 18時00分
ノンフィクション

競走馬デビュー前のサリオス。ノーザンファームにて(ユーザー提供:ヤエノムテキさん)


今年絶好調のハーツクライ産駒を特集!2回目の今回は、サウジアラビアRCを制し、2戦2勝で朝日杯FSに挑むサリオスについて、担当の森一誠助手にお話を伺いました。

(取材・文=佐々木祥恵)

これまでのハーツ産駒とは違うタイプ


――サリオスが入厩してきた時の最初の印象を教えてください。

森一誠調教助手(以下、森助手) 2歳の春に初めて入厩してきたのですけど、すごく馬格があって2歳馬っぽくないという印象でした。

――サリオスの長所はどんなところでしょう?

森助手 調教に跨った時もそうなのですが、掛かる素振りも見せず、すごく操縦性の良い馬です。それでいて速い時計を出す時には、自分から一段階上げて走る気を見せてくれます。そのあたりは走る馬特有のものがあると思います。オンとオフの切り替えができますし、人間の指示にしっかり従ってくれる馬ですね。

ノンフィクション

新馬戦ではあっという間に先頭に立ち快勝(撮影:下野雄規)



森助手 馬房の中では、人間にかまってほしいというような仕草を見せますね。ヤンチャな面はありますけど、悪さをするというわけではありません。人懐っこい馬だと思います。

――これまで堀厩舎で管理してきたハーツクライ産駒との違いはありますか?最近ではシュヴァルツリーゼやポンデザールがいますが?

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

netkeiba豪華ライター陣による本格的読み物コーナー。“競馬”が映し出す真の世界に触れてください。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング