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先週の出題した“競馬なぞなぞ”正解発表!!

  • 2020年05月16日(土) 12時00分

ヒマつぶしのお役に立てたでしょうか?


 先週の当コラムで出題した“競馬なぞなぞ”、答を考えていただけましたか?ヒントなしだったので、ちょっと難しかったかもしれませんね。

 では、正解を発表します。

 まず第1問はエイシンフラッシュ。“暗号”は同馬のデビューからダービー制覇までの成績を表しています。アルファベットは各レースで騎乗したジョッキーの名前の頭文字(Y=福永祐一、H=内田博幸、N=横山典弘)で、数字は着順でした。

 第2問の2文字は、1989年以降に夏季オリンピックが行われた年のダービー馬の名前から、最初と最後の文字を抜き出したものです。1992年ミホノブルボン、96年フサイチコンコルド、2000年アグネスフライト、04年キングカメハメハ、08年ディープスカイ、12年ディープブリランテ、そして16年はマカヒキなので、正解はマキでした。

 オークス馬に関する第3問の数字は、馬名の何文字目に音引きの「ー」が入っているかを示しています。去年以前のオークス馬の馬名は、ラヴズオンリーユー(79)、アーモンドアイ(2)、ソウルスターリング(6)、1年飛んでミッキークイーン(47)、ヌーヴォレコルト(2)。なので、☆に入るのは音引きのない2016年のシンハライトです。

 そして第4問。丸は半濁音、点々は濁音、小は小文字、音-は第3問の手がかりにした音引き、撥は撥音、つまり「ン」でした。これらをまとめてカッコに入れ、0をかけると、それらが0になる=1つもないということになります。馬名に半濁音、濁音、小文字、音引きに加え、「ン」の文字も使われていないオークス馬は、1989年以降では1998年のエリモエクセルしかいません。これが正解というわけです。

 いかがでしたか、ヒマつぶしのお役に立てたでしょうか?

 なぁんだ、そんな問題だったのかよ!とお怒りの方もいらっしゃるかもしれません。でも実は、そういうツッコミがあってもおかしくないと覚悟した上での出題でした。全問正解したら何かをプレゼントします、なんていう企画じゃないことをご理解の上、どうかお許しのほどを!

 さて、長い長い新型コロナウイルスとの闘いは道半ば。今週は多くの県で緊急事態宣言が解除されました。大阪では独自基準のもと、飲食店などの営業自粛要請が緩和されてもいます。これによって、いわゆる流行の“第2波”が襲ってくることもありうるでしょう。油断はできません。

 で、緩んだ、というわけではないのですが、私はきょう16日の「ウイニング競馬」から、テレビ東京本社スタジオでの実況に復帰します。しかし、競馬場でのナマ実況の自粛解禁は“お預け”。ファンのみなさん同様、アーモンドアイのヴィクトリアマイルはもちろん、オークス、ダービーにも行けない可能性大です。まだまだガマンの時は続きます。

テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。

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