関東も引き続き非常に暑い日が続いております。いつになったらこの暑さは落ち着くのでしょうか。もうひと頑張りと思いながら、日々過ごしています。
そんな暑さを吹き飛ばしてくれそうな衣装で楽しませてくれているのが、川崎競馬場名物のコスプレ誘導馬。
この川崎開催は、夏らしくスイカと浴衣の衣装を着用中です。
このスイカの衣装を着用しているのは、クロフネ産駒のワットロンクン。現役時代は、北海道、岩手、南関東、佐賀と、様々な競馬場で走りました。岩手と佐賀の重賞勝ち馬です。
ワットロンクンとスイカ(撮影:高橋華代子)
浴衣の衣装を着ているのは、シルバーチャーム産駒のツクバチャーム。中央から南関東に移籍し、重賞でも好走してきた馬です。お馬さんが浴衣を着ている姿というのも、非常に愛らしいですよね。
ツクバチャームと浴衣(撮影:高橋華代子)
全国的に見ても、川崎競馬場名物コスプレ誘導馬は、超ど派手な衣装を身にまとっていることでも有名だと思います。しかし、ファンの方たちに楽しませるということだけではなく、衣装を手作りされている方の馬たちへの細かな配慮もなされています。
身に着ける馬たちの負担にならないようにと、冬は暖かく、夏は涼しく、素材も柔らかくて丈夫なものをチョイスし、安全ピンや縫い目が気にならないように仕上げているそうです。
今は川崎競馬場も無観客競馬が続いているので、コスプレ誘導馬の装いは画面越しでしか見られませんが、間近に会える日が返ってきますように。
さて、南関東競馬は9月7日から大井開催が行われますが、8日にはアフター5スター賞(1200m)、9日が東京記念(2400m)と重賞レースが2日連続で行われます。
今は南関東の一員となっている中央競馬の卒業生たちも多く出走するので、ぜひチェックして頂ければと思います。秋以降行われていくダートグレード競走にも直結するレースです。