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【チャンピオンズC予想】差しが決まりやすいチャンピオンズC

  • 2020年12月01日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年は3番手から抜け出したクリソベリルが勝利(c)netkeiba.com


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 過去5回のチャンピオンズCは全ての年を馬場コンディション「標準」と判定。毎年、似たような馬場コンディション、状況になりやすい。今年も同じようなトラックバイアスになることが想定される。

 各年のトラックバイアスを振り返ると

2015年「内有利・差有利」
2016年「 ・超差有利」
2017年「外有利・ 」
2018年「内有利・ 」
2019年「内有利・ 」

馬場虎太郎

前走南部杯6着から巻き返しを狙うゴールドドリーム(c)netkeiba.com、撮影:高橋正和


 ダート戦は先行有利のレースが多いのだが、チャンピオンズCは後方から届きやすい傾向。

 6番人気以下で連対した2015年12番人気1着のサンビスタ。2016年6番人気1着のサウンドトゥルー。2017年8番人気1着のゴールドドリーム。2018年8番人気2着のウェスタールンド。この4頭は全て最初のコーナー通過が9番手以下から追い込んできていた。

 差し馬の中でも前走で差すレースをして力を出せていない馬の巻き返しを狙いたい。

 ゴールドドリームは前走で地方交流重賞の南部杯に出走して6着。完敗だったものの、過去の戦歴を振り返れば内容は度外視できる。これまで、キャリア26戦のうち、JRAのダートでは12戦して6勝。2着4回。3着1回。4着以下が1回。一方、JRA以外のダートでは14戦して4着以下が6回もある。

 唯一、中央のダートで4着以下だったのは2016年の当レースだが、当時はトラックバイアス「超差有利」と判定する後方待機馬に有利な展開のなかを外枠から流れにのる厳しい形だった。

 トラックバイアスはもちろん、この馬自身が能力を発揮する面でも先行する形は向いていない。

 今回は得意なJRAのダートに戻り、先行したい馬が揃っているメンバー構成。自然と位置取りが下がり、勝利した2017年の当レースのように後方から追い込む形になるようなら、変わり身を期待できる。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のチャンピオンズCの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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