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【チャンピオンズC予想】ヒモ馬で少しでも配当を伸ばすには

  • 2020年12月01日(火) 12時00分

路線別にみると前走JRAの馬よりも…


 正直なところクリソベリルで仕方ないかなというチャンピオンズC。妙味のある買い目を作るためには、ヒモに面白いタイプを持ってくる必要がある。
 
 仮に5番人気以下くらいが2、3着に入ってくれればそれなりの配当になるとして、どのようなタイプを狙うべきだろうか。

 JCダート〜チャンピオンズCの20年で、5番人気以下から馬券に絡んだ馬は30頭。カク外カク地は除外すると、5番人気以下のべ202頭のうち28頭が馬券に絡んだことになる。

 202頭のうち2頭は前走海外(イーグルカフェとロンドンタウンで、前者はJCダート1着)なのでこれも横へ置いておき、前走JRAのレースと地方側で行われたレースどちらに出走していたかで比較すると、

回収率向上大作戦


となり、前走地方で走っていた馬が勝率・複勝率ともに優勢。勝った3頭が6、8、12番人気なので回収率も派手に出ている。

 今では地方の馬券も売れるようになったし地方競馬IPATで参加するJRAメインのファンも増えたが、それでもJRA競走のほうが「見られている」度合が高く、間違った人気が構成されづらいという面もあるだろう。

 今回の登録馬で前走地方は、クリソベリルを含め6頭。クリソベリル自身は話の前提と別だしチュウワウィザードも上位人気なので対象にならない。

 残り4頭のどれを馬券のポイントとして採用するか、じっくり考えてみようと思う。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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