クリスマスまでもう少し。やはり、この話題を触れずにはいられません!
▲ホワイトクリスマス賞のパドック。芦毛とは言ってもいろんな色合いの仔たちが集まり、とても愛らしいです(撮影:高橋華代子)
12月18日に川崎競馬場で行われたホワイトクリスマス賞。今年で42回目を迎えた伝統の一戦で、白毛&芦毛のみのレースです。今年は14頭の芦毛たちが集まりました。
その中で、クロフネ産駒が3頭、スウェプトオーヴァーボード産駒も3頭、キャプテントゥーレ産駒、シルバーチャーム産駒が、それぞれ1頭ずつと、芦毛を父に持つ馬たちが8頭。
▲中央競馬の卒業生シゲルアコヤガイも、こんな感じで美白の女王のようになりました(撮影:高橋華代子)
個人的な感想で、一番真っ白に見えたのは、スウェプトオーヴァーボード産駒の4歳牝馬シゲルアコヤガイ(浦和・水野貴史厩舎)。
シゲルアコヤガイが中央から南関東に移籍したのは昨年暮れのこと。中央時代の写真を見ると、もう少しグレーだったようですが、今ではこんな感じで美白の女王のようですよ!
▲ホワイトクリスマス賞を優勝したのは、中央卒業生のビクトリーシューズ。黒っぽい芦毛さん(撮影:高橋華代子)
優勝したのは、山崎誠士騎手が手綱を取ったキズナ産駒のビクトリーシューズ(川崎・佐藤博紀厩舎)。中央からこの秋に移籍してきた黒っぽい芦毛くん。
同じ芦毛とは言っても、真っ白な仔、黒っぽい仔、グレーの仔、まだらな仔などなどなど。いろんなタイプの馬が毎年大集合する姿は、とても愛らしく楽しい時間です。
そんな出走馬たちをパドックから本馬場へと誘導したのは、川崎競馬場名物コスプレ誘導馬たち。トナカイ姿になって登場するのも、この時期お馴染みの光景です。
▲川崎競馬場名物のコスプレ誘導馬たち。トナカイ姿で盛り上げてくれました!(撮影:高橋華代子)
写真は、向かって左から、川崎生え抜き馬キョウエイアドニス、東京ダービー馬ビービートルネード(北海道と中央所属だった時もありましたね)、そのお隣のツクバチャームは中央から南関東へ移籍した馬。
2020年の川崎開催は終わりましたが、2021年は1月1日から始まります。コスプレ誘導馬たちは、獅子舞姿で登場予定です。
川崎競馬場は毛色のレースが行われることでも有名で、白毛&芦毛のレース以外にも、お正月開催には、栗毛・栃栗毛馬限定競走の「ゴールデンホース賞」。夏場には、黒鹿毛・青鹿毛・青毛による「くろうま賞」。どちらも必見です!
今年一年ありがとうございました!来年は1月11日にお目にかかりたいと思います。