買い目を絞るのはなかなかタイヘン
先週の大阪杯は、案の定、コントレイル、サリオス、グランアレグリア、レイパパレ以外の1頭が絡んだため、4頭ボックス作戦は失敗に終わりました。
でも、前走が京都記念だったモズベッロが2着に来たことによるものなので、致し方ありません。
過去のデータどおり、金鯱賞、中山記念、京都記念でソコソコの着順に来ていた馬が好走したわけですからね。モズベッロは京都記念で勝ち馬から0.8秒の8着。これは“ソコソコ”の範囲とするべきなのでしょう。
ただし、そのような馬を買おうとすれば、ほかにも買わなきゃいけない馬が出てくるはず。買い目を絞るっていうのは、なかなかタイヘンなことです(そんなの昔から分かってるんですけどね)。
さて、今週は桜花賞。ここ10年の1〜3着馬(30頭)の前走は、以下のレースに限られています。
◎チューリップ賞(18頭)、フィリーズレビュー(3頭)、クイーンC、エルフィンS(各2頭)、◎阪神ジュベナイルフィリーズ、フラワーC、朝日杯フューチュリティS、シンザン記念(各1頭)
なんと言っても、チューリップ賞組の“馬券絡み率”が際立っています。1頭も絡まなかったのは10年前の2011年だけ。この年は東日本大震災の影響でフラワーCが阪神で行われ、関西馬のトレンドハンターが勝って、桜花賞で3着に入りました。
乱暴な理論ですが、この馬がいなければ、チューリップ賞組だったメデタシの桜花賞の着順が1つ繰り上がって3着になっていたわけです。こういう異例の年以外の桜花賞は、チューリップ賞組が馬券に絡むと考えていいでしょう。
では、桜花賞で1〜3着に来たチューリップ賞組18頭の同レースでの着順は?それは以下のとおりです。
◎1着=4頭、2着=3頭、3着=5頭、4着、6着=各1頭、7着=2頭、8、11着各1頭
と書いてはみたものの、今年の桜花賞には、チューリップ賞で1着を分け合ったエリザベスタワーとメイケイエールに、3着のストゥーティしか出てきません。この3頭のうち、少なくとも1頭は馬券圏内に来る、と信じて馬券を買ってみようと思います。
最もカンタンなのは3頭の複勝を買うことですが、ここは3連複のフォーメーションにしましょうか?マークカードの最上段に上記3頭、中段と最下段には3頭に加え4頭を選んでマークすると買い目は31点。このくらいがいい塩梅だと思うのですが。
問題はあとの4頭。ソダシ、アカイトリノムスメ、サトノレイナスとシゲルピンクルビーじゃ当たり前すぎますかねぇ。
さて、ウイニング競馬でおなじみ、大久保洋吉先生が新型コロナ陽性と判定されたとのこと。どうか無事に復帰されますように!