クロノジェネシス・レイパパレをいつもより細かく分析
宝塚記念は梅雨時期に開催されるということで雨の影響を大きく受けるGIレース。直近5年は2019年を除いて4度稍重での開催となっていますし、2019年も良馬場発表だが前日夕方に雨が降っていたように雨の影響を受けない年は少ない。今年も執筆時(6/21時点)でも日曜が雨予報となっているが、今年の出走予定馬を見渡すと雨の影響を受けるかどうかで結果を大きく左右しそう。
今回は趣向を変え、2強クロノジェネシス・レイパパレをいつもより細かく分析していきたいと思います。
1.クロノジェネシス
リスグラシュー然り、クロノジェネシス然り、小回りに適性にある牝馬は怪物級であるというのが持論。これは牝馬はそもそも小回りコースに強くないからという理由に加えて、小回り中距離GIは有馬記念や秋華賞という芝がタフになりやすい開催後半に行われることが多いという点もある。
必然的に牝馬が苦手な条件が揃いやすいからこそ、そこで強い競馬をできる馬は能力が相当上にある。(軽い馬場の小回りコース大阪杯が新設されたが、当然芝が軽ければ牝馬の得意舞台であり、2020年は牝馬でワンツー決着)
クロノジェネシスはギアチェンジ戦にも対応できるという点は現時点でも懐疑的。高速馬場への対応可否への引き合いに2歳時のアイビーSやクイーンCを出されるが、