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▲いい仕上がりだったというキミワクイーン (撮影:下野雄規)
早いもので今年も折り返し地点。「雰囲気がちょっと変わってきたかも」と、ミルコ騎手にいい風が吹いてきました。
と言うのも、ダービー終了と同時にスタートした新馬戦で、現在5戦2勝2着1回3着1回と好調。しかも、勝ち上がった2頭ともが好みのタイプというで、テンションも上がり気味です。
今回はレース回顧と共に、各馬の将来性を語ります。
(取材・構成=森カオル)
※このインタビューは電話取材で行いました
並ばれてからもうひと伸び「すごく競馬が上手」
────ダービー終了と同時に今年も新馬戦がスタート。3週が経過し(取材時点)、5戦2勝2着1回3着1回と好調ですね。
ミルコ とってもうれしい! しかも、勝った2頭はどちらもいい感じです。奥村武厩舎のキミワクイーン(6月20日・東京5R・芝1400m・2番人気1着・父ロードカナロア)は、すごくいい仕上がりでした。返し馬はゆっくり行ったけど、スタートがめちゃめちゃ速かった。
────ポンと出て、二の脚も速くて。
ミルコ はい。だから、そのまま行かせて。直線に向いてからも、すごくいい脚を使ってましたね。最後は持ったままで楽勝だった。
────外から2頭が並びかけてきましたけど、そこからグンと突き放しましたね。