前回7月18日のWIN5は144万9340円の配当で決着。2レース目の安達太良S(福島10R)で単勝オッズ20.7倍(10番人気)のファンタジステラが優勝を果たしたものの、3〜5レース目をいずれも単勝オッズ4倍台の上位人気馬が制したため、極端な高額配当にはなりませんでした。
なお、単勝支持率通りに残り票数が減っていったと仮定した場合の配当理論値は約240万円。実際の配当はその6割程度だったことになります。各レースの単勝支持率や残り票数の割合を確認してみると、ギャップが大きかったのは5レース目の福島テレビOP(福島11R)。勝ったキルロードの単勝支持率は19.3%どまりでしたが、残り票数は944票→281票と、実に29.8%も生き残ったのです。
キルロードは私が先週の「1点予想」で本命に指名した馬。単複や連勝式のオッズを見て「案外被っていないな……」と思ったのですが、WIN5だけは素直に信頼したプレイヤーが多かったのでしょう。単勝で保険を掛けることが可能な5レース目だったのも、歪なオッズが形成された原因のひとつかもしれません。
明日7月25日のWIN5は総出走頭数が70頭、総組み合わせ数が52万4160通り(土曜12時現在)。発売締切時刻が14時25分に繰り上がっておりますので、まずはお買い逃がしのないようご注意ください。
【2021年07月25日発売分の1点予想】
新潟09R 13.キンノマサカリ
函館10R 6.ノクターンノーツ
新潟10R 2.オーマイダーリン
函館11R 6.ペイシャキュウ
新潟11R 14.オールアットワンス
【1レース目 苗場特別(新潟09R)】
今年の3回新潟ダ1800m(7月24日終了時点)は、内寄りの枠に入った馬が不振。「馬番が1〜7番の馬」は[0-0-1-12]と期待を裏切りがちでした。セラン・マイネルイリャルギらはやや評価を下げるべきだと思います。
アベックフォルス・ミッキーメテオ・サンデーミラージュあたりも侮れませんが、注目はやはりキンノマサカリ。特に不安要素が見当たりません。
【2レース目 立待岬特別(函館10R)】
今年の1回函館芝1200m、かつ3歳以上のレース(7月24日終了時点)は、少頭数のレースを経由してきた馬がいまひとつ。「前走の出走頭数が13頭以下だった馬」は[1-1-3-37]なので、過信禁物と見るべきでしょう。コース替わりもプラスに働きそうなオウケンドーンはしっかり押さえておきたいところです。
前走の出走頭数こそ13頭ですが、ミニオンペール・ノクターンノーツ・ガリレイ・ヴィズサクセス・トーセンウォーリアあたりも有力。ここ2戦が好内容だったノクターンノーツは相応に高く評価して良いと思います。
【3レース目 糸魚川特別(新潟10R)】
昨年からこの条件で施行されるようになったレース。2020年の1〜3着馬は、いずれも前走の着順が3着以内、かつ前走の4コーナー通過順が4番手以下でした。ゴール前の直線が長いコースのレースを狙ってきた、近走成績の良い差し馬を重視すべきでしょう。この方針に従うなら、ランドオブリバティらはあまり強調できません。
狙ってみたいのはファユエン・オーマイダーリン・タガノディアーナ・シャーレイポピー・アルディエンテあたり。2020年の1〜3着馬はいずれもディープインパクト直仔でしたから、オーマイダーリンは特に期待できそうです。
【4レース目 UHB杯(函館11R)】
7月24日の1回函館ダは、前走で先行していた馬が不振。「前走の4コーナー通過順が2番手以内だった馬」は[0-1-0-11]だったので、ハギノリュクス・シゲルタイタンらは扱いに注意すべきだと思います。
面白そうなのはゼノヴァース・ペイシャキュウ・デルマオニキス・ボンオムトゥックあたり。格上挑戦の前走で健闘したペイシャキュウは押さえておくべきでしょう。
【5レース目 アイビスSD(新潟11R)】
前走好走馬を重視したい一戦。「前走の着順が5着以下、かつ枠番が1〜7枠の馬」は2015年以降[0-0-0-51]と上位に食い込めていません。モントライゼ・ライオンボスらは過信禁物です。
また「性が牡・セン、かつ枠番が1〜5枠の馬」は2015年以降[0-0-0-28]、「馬齢が6歳以上、かつ前走の着順が3着以下だった馬」は2015年以降[1-0-0-46]と、それぞれ苦戦していました。タマモメイトウ・ロードエースなど、こちらの条件に引っ掛かっている馬もやや評価を下げるべきでしょう。
これらの傾向から強調できるのはジュランビル・オールアットワンスの2頭。3歳のオールアットワンスは素直に中心視して良いと思います。