【京都大賞典予想】前走GI組を無視できない京都大賞典
今年の該当馬は大敗してきた馬ばかりだが…
今年の京都大賞典は施行コースが違うので、脚質などの過去データは適用しづらい。ただ、格や力関係については例年と同様に考えてもいいだろう。
京都大賞典は、前走GI組が強い。過去10年で[6-5-8-23]で勝率14.3%・複勝率45.2%。ヒットザターゲットの単穴が効いた面もあるが回収率も単432%・複172%と高い。天皇賞春からの好走馬もいるが、基本的には宝塚記念組が機能している。
今年の問題は、該当馬が大敗してきた馬ばかりということだ。5頭いる該当馬のうちいちばん前走着順が良いのがキセキの5着。人気になりそうなアリストテレスとモズベッロは9着と8着だ。
それでもやはりこの組を無視はできない。先述した[6-5-8-23]、つまり馬券に絡んだ馬が19頭のうち、前走で掲示板を外していた馬は12頭。昨年のグローリーヴェイズも宝塚記念17着からの参戦だった。
「前走GIで6着以下」という馬は過去10年すべて出走があり、馬券に絡まなかったのは該当1頭(他に取消1頭)だった12年だけ。今年は該当4頭に前走5着だったキセキが加わるわけだから、総崩れは考えづらい。
ただ、前走GIの6着以下でワンツーはないし、1・3着も1回だけ。4択、キセキを加えた5択から軸馬を選び、残り4頭からヒモ馬を1頭だけ選ぶくらいのサジ加減でよいのではないだろうか。