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スタンドからの拍手

  • 2022年02月04日(金) 12時00分

今週の注目馬


 皆さん、体調いかがですか?

 コロナはもちろんですが、冬の寒さに風邪をひきやすい時期。私自身は1番弱いところにきたのか? オヤシラズのまわりが炎症を起こし、歯痛で深夜に目覚めるという…。

 また、少し体を手入れしておこうとマッサージ&鍼に行ったら、もみ返しで不調に…。やはり基本は自然治癒力を高めること。

 ホットヨガ&野菜中心の食生活を心がけながら、夕食においても体を温めるもの中心にしています。

 さて先週の競馬ですが、メイケイエールの勝利にゴール前ではスタンドから拍手も聞こえたほど。

 いつも思うのですが、日本の競馬ファンの方々は各々の馬の個性や性質を深い視点で理解をされ、馬券の勝ち負けだけではない純真な視点を持っていらっしゃる気がします。

 あの拍手も、メイケイエールの有り余る前向きさと向き合う陣営の日々の歩みや、池添騎手の勇気ある騎乗に対して感動と敬意を示してのものだったのではないでしょうか。

 私は東京のパドックブースでテレビ越しに見ていたのですが、勝利ももちろんですが、競馬場の雰囲気にWでジ〜ンと胸があつくなりました。と同時に、穴っぽいと感じていたシャインガーネットが2着で、久しぶりのヒット馬券。救われました〜。

 一方、東京で行われたダート重賞・根岸ステークスですが、終わってみて思ったことは2着となったヘリオスが、今回、自分の形ではない中で2着となり改めて力をつけてきている印象でした。

 さぁ今週はクラシックに向けた戦い「きさらぎ賞」となります。

 友道厩舎のダンテスヴュー、さらにエアアネモイが中心となりそうですが、個人的に気になるのは上記以外では3頭。

 デビュー時から2歳とは思えない馬格を感じたストロングウィル。デビュー戦は負けたものの、カンポの大きい馬で直線先に抜け出して1頭になり、外によれてしまってのもの。決して能力負けといった感じではありませんでしたし、2戦目では危なげない勝利。魅了させられます。

 また戦歴の浅い馬たちのレースは、騎手が乗り続けていることが重要。そういった意味で横山典弘騎手のマテンロウレオ、そして最後に穴っぽいところで推奨したいのが、シェルビーズアイ。この馬、とにかく顔が男前。

 前走のホープフルSはキャリア2戦目で初輸送競馬、頭数も一気に増えた中と初物尽くしでの8着。デビュー戦と同じ中京2000mですし、馬券的な妙味を考えても入れておきたい馬です。

 それでは皆さん、日曜日15時はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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