▲JRA調教師による秋へ向けた決起集会を開催!(撮影:榎本良平)
パドックに厳しい顔つきで現れ、ジョッキーに指示を出す──そんなイメージの強い調教師ですが、netkeiba史上最上級のお茶目なオンライン飲み会が9月下旬に行われました。
集まったメンバーは、ステイフーリッシュで凱旋門賞に臨む矢作芳人調教師(栗東)、天皇賞・秋にジャックドールを送り出す藤岡健一調教師(栗東)、年末のGIへスパートをかける平田修調教師(栗東)。そして、タイトルホルダーで凱旋門賞出走の栗田徹調教師(美浦)は、現地フランスからの参戦!
春・夏の慰労、そして秋への飛躍と話は進むのですが、至るところで話が脱線。お互いのあだ名から、ついには栗東組からタイトルホルダーのアメリカ勝利宣言(?)まで。前編・後編に分けて、まずは今週末に迫った凱旋門賞への展望を中心にお届けします。
(取材・構成=大恵陽子)
写メだけ撮ってそのままバイバイ!?…美浦と栗東の意外な関係性
──今日はみなさんお忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。
矢作 今日はオヤジ3人と若手1人で楽しく盛り上がりましょう。乾杯!
一同 乾杯!
──栗田調教師はなんとフランスからご参加いただいています。
栗田 いまこちらはお昼の12時半です。調教終わりで、そのままご飯を食べながら、ビールとワイン持参でやってます。
▲栗田師はフランスからオンライン参加(撮影:榎本良平)
矢作 徹、順調?
栗田 順調です。タイトルホルダーは今朝、芝コースでの1週前追い切りが終わりました。6℃でめちゃくちゃ寒いです。(※取材日は9月21日)
矢作 天気は?
栗田 ずっと降っていなかったんですけど、来週(凱旋門賞週)から降るみたいです。
矢作 まいったなあ。
──改めてなんですが、4人の関係性を教えていただけますか?
矢作 栗東の3人は学年でいう「同級生」です。助手時代から「35年会」というのをやっていて