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【スプリンターズS予想】いよいよGI制覇か!? ミッキーアイル産駒の妙味度を分析/第100回

  • 2022年10月01日(土) 12時00分
秋のGIシリーズ第一弾はスプリンターズS。春のGIは1番人気が一度も勝ちませんでしたが、その流れをメイケイエールが断ち切るのでしょうか? それとも今回も波乱となるのでしょうか? データ競馬の一歩先を行く評価手法「妙味度」で占っていきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

今週はお祭りの予定!


編集K3(以下、K3) このコラムもついに100回を迎えました。

 読んでくださっている皆さんに感謝したいですね。

K3 そして、この記念すべき週に、凱旋門賞とスプリンターズSが行われるわけです。お祭り好きにはたまりませんよ。

 凱旋門賞は妙味度で予想できないですけどね(笑)。

K3 気持ちよく凱旋門賞を迎えるためにも、スプリンターズSを当てさせてください!

 そんなに都合良くいくかわかりませんけど、頑張りましょう。

K3 予想オッズを見ると、1番人気がメイケイエール、2番人気がナムラクレアです。

 2頭ともミッキーアイル産駒ということなので、ミッキーアイルの妙味度をおさらいしておきましょう。電子書籍『妙味度名鑑 2022』のミッキーアイルのページはこのようになっています。

儲かる軸馬

特徴をまとめるとこんな感じです。

・全体的にやや過小評価されている
・芝もダートも狙える(※勝利数、好走率はダートのほうが上)
・勝ち鞍の大半は短距離だが、妙味度は中距離のほうが高い
・イメージ通り小倉は狙える
・特に条件戦で過小評価される
・距離短縮よりも距離延長

K3 スプリンターズSの条件を見ると、「芝」が102、「短距離」が101、「右回り」が102、「中山」が105、「OP」が113ですから、条件としては合ってそうですね。

 そうなりますね。

K3 でも、今回ちょっと気になることがあるんです。

 何ですか?

K3 9月は『田端到・加藤栄の種牡馬事典 2022-2023』と『亀谷競馬サロン2 馬場を極める』という本を作っていたんですが、それを見ると不安な点があるというか……。

『種牡馬事典』のミッキーアイルのページには「強いのは関西馬だが、関西馬の関東遠征の成績はいまひとつ」と書いてありました。繊細な気性で輸送に弱い馬がいるということなんです。メイケイエールとナムラクレアがそれに当てはまるかはわかりませんけど。

 普通は関西馬の関東遠征は成績が良くなりますもんね。何かあるのかもしれないですね。

K3 あと、『馬場を極める』の中山芝1200mのページには「内有利率31.4%、外有利率11.6%」と書いてありました。そうしたら、メイケイエールが7枠13番を引いちゃったんですよね。

 つまり、内有利になれば波乱の可能性があるということですね。

K3 はい。そして、こういうときこそ妙味度がハマってくれるんじゃないかと期待してるんです。

 なるほど。では、予想1〜5番人気の総合妙味度を見ていきましょう。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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