ここ5年のレース上がり3Fは、21年36.5(良)、20年36.4(稍)、19年36.4(稍)、18年35.2(良)、17年37.0(重)。勝ち馬の4角順位は4、5、5、12、9。コーナー4つの内回り2000で道中の動きが激しくなり、持続力も問われる差しケイバになりやすい。昨年につづき今年も阪神での施行となるが、開催2週目の芝内2000という条件は同じで、似たような質のレースになるとみたい。
良馬場で行われた21年は1着アカイトリノムスメ(父ディープ)、2着ファインルージュ(父キズナ)、3着アンドヴァラナウト(母父ディープ)でとディープの血を引く馬が1〜3着。18年はアーモンドアイの2着3着がディープ産駒だった。いっぽう馬場が渋った年は、デアリングタクト(父エピファネイア)、クロノジェネシス(母父クロフネ)、ディアドラ(父ハービンジャー)とロベルトの血を引く馬が勝っている。(解説:望田潤)
アートハウスシークレットコードの姪でホウオウスクラムのイトコ。母パールコードは秋華賞2着。母母マジックコードはカナダ古牝馬チャンピオンで子孫にシャマルなど。ヴィクトワールピサの肌はオニャンコポンやラブリイユアアイズなど3歳世代は走っている。父スクリーンヒーローはモーリス、ゴールドアクター、ウインマリリンなどを輩出。ロベルト系らしい後駆で、