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▲ゴールドシップ産駒のユーバーレーベン(撮影:下野雄規)
現役を引退した今も絶大な人気を誇るゴールドシップ。種牡馬としては今年既に4世代目を送り出していますが、ミルコ騎手もユーバーレーベンをはじめ多くのゴールドシップ産駒に騎乗しています。
そんなミルコ騎手にゴールドシップ産駒の特徴について質問すると、直近で騎乗した2頭の若駒を紹介してくれました。1頭はお父さんによく似た芦毛で、もう1頭にはなんと「牝馬で今年一番!」と絶賛。ミルコ騎手が太鼓判を押すゴルシ産駒とは…。
(取材・構成=森カオル)
Q「近年のミルコ騎手はゴールドシップ産駒の騎乗機会が多いと思うのですが、騎手目線から見た産駒の傾向や特色があれば教えていただけないでしょうか?」(隊長さん)
ミルコ 確かにゴールドシップ産駒、多いですね。たくさん乗せてもらっているマイネルさんがゴールドシップ多いから。でも、2着が多い…(苦笑)。鹿戸先生のところの新馬も2着、2着で。
──ヴァイルマティですね。
ミルコ そう! ゴールドシップ産駒の牝馬です。新馬戦(9月10日・中山5R)のときは全然仕上がっていなかったのに、2着に頑張って。これはものすごく走る! と思った。だから2戦目(10月9日・東京3R)はめっちゃ期待していたんだけど、それ以上にクリストフの馬(アヴニールドブリエ)がめっちゃ強くて…(3戦目となった10月30日の新潟1Rでは、丸山騎手に乗り替わってまたもや2着)。相手が悪かったね。でも、能力の高い馬ですよ。僕が乗った牝馬のなかでは、今年一番! と思ったくらいだから。
──その評価は聞き捨てならない。
ミルコ 2回しか乗ってないけど、めっちゃ好きな馬。しかも、とってもおとなしい馬です。
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▲「僕が乗った牝馬のなかでは、今年一番!」(ユーザー提供:mailaさん)
──ゴールドシップの片鱗はまだ見せていない?