【チャンピオンズC予想】年間でわずか2レースしか施行されない中央ダートGI競走の特色と狙い方
芝とは対照的に上がり馬が通用しづらいダートのレース番組体系
1年間の中で様々な距離、コース、年齢、性別などのカテゴリー別に数多くの中央GIレースが設定されている芝路線です。それに対して、どちらもオールマイティーな施行条件であり、なおかつ年齢や性別も問わずに出走できるフェブラリーSとチャンピオンズCという僅か2つの中央GIレースしか設定されていないのが、今の日本競馬のダート路線となっています(※2024年からは全日本的なダート競走の体系整備が発表されていますが、少なくとも2023年までは今回提示する考え方が通用するはずです)。
それによって芝路線では一口にGIレースといえども、昨年のエリザベス女王杯みたく実態はせいぜいGIIレベルのレースという低レベルレースも出現することがあります。それに対して、ダート路線における中央GIレースというのは、“ダート界の序列1番手馬から20番数番手馬までの上位にランク付けされる強者達が一堂に会する”という様相で、間違いなく純度の高いハイレベルなメンバーが集結するという仕組みができあがっています。
また、