【菊花賞予想】菊花賞で人気薄激走馬を量産する激走ローテは「神戸新聞杯」でも「セントライト記念」でもなく…
弥生賞や青葉賞は駄目なのに…菊花賞だけ未だに過密ローテとなる神戸新聞杯組&セントライト記念組が信奉されるのは、ただただ古い時代の常識に捉われているからに過ぎない
今の時代、最高峰の舞台であるGIレースで激走(能力を最大限発揮)する上で最も重要なのは、出走時点で消耗しておらずに如何にフレッシュな状態でレースに挑めるかどうかに懸かっていると言っても過言ではありません。
例えば同じく秋の3歳GIレースである秋華賞では、近6年中5年でオークスからの直行ローテを選択した馬が勝利を収めており、今年のリバティアイランドも例に違わずそうでした。
唯一の例外は昨年の勝ち馬スタニングローズでしたが、同馬が前哨戦として出走した紫苑Sは1〜5着馬までは0.2秒差内にひしめき合う大接戦で、そこで5着カヨウネンカなど格下馬にも着差を付けられずの小差勝利はほとんど力を出し切っていない走りでした。それで直行ローテではなく前哨戦(紫苑S)を経たローテでも、本番(秋華賞)を余力満点で臨めた結果の戴冠だったと言えます。