
▲皐月賞で回収率1481%の的中! プロ予想家ぱからの日本ダービー有力馬診断(撮影:下野雄規)
netkeibaが開催する予想大会「俺プロ」で優秀な成績を収め、今年4月にプロ予想家としてデビューした、ぱから氏。
「自信あり」と宣言した皐月賞では、◎ミュージアムマイル、◯クロワデュノール、☆マスカレードボールを推奨し、ワイド・馬単・3連単を完璧的中。1万円の買い目で14万円超えの払い戻しを叩き出しました。
今回はそんなぱから氏が、3歳クラシックの勢力図、日本ダービーのバイアス傾向、有力馬の診断を一挙に解説。皐月賞で“先物買い”に成功したミュージアムマイルの評価は? さらに、最後には穴として注目する1頭も挙げてもらいました。
皐月賞を3連単3点で的中できた要因
馬場状況・風の影響・オッズが極端に偏っており、昨年の皐月賞からイメージがしやすく、展開がハマったことが高配当の要因。
皐月賞前の時点で勢力図は、東京スポーツ杯2歳SとホープフルSのメンバー比較・内容からクロワデュノール1強。その他はステップレースのメンバー比較から皐月賞の人気順通りのイメージ。(弥生賞=きさらぎ賞>共同通信杯>スプリングS>若葉S)
情報量にあふれている近年の芝GIレースの人気順は妥当と判断。クロワデュノールは前回休み明けの東京スポーツ杯2歳Sで状態が整わなかったことを考慮すると当日の単勝オッズは1番人気で被りすぎている印象を受けた。
皐月賞レース後も勢力図のイメージに変化はなく、高速馬場と舞台適性・展開による着差のため、ミュージアムマイルの能力が抜けているとは考えづらい。日本ダービーの単勝オッズも舞台設定からマスカレードボールが2番人気になる可能性が高い。
日本ダービーのバイアスと今年の展開予想