新馬戦のレースレベルの見極めポイント＝1にレース施行のタイミング、2に当該レース出走馬の次走以降成績、3に〇〇〇〇

　早期2歳重賞である札幌2歳Sは、ほとんどの出走馬が前走時に新馬戦を勝利したばかりのキャリア1戦の馬同士による一戦です。

　北海道開催の最終週の超荒れ馬場というイレギュラーな条件で行われる一戦だけに、適性面にフォーカスがあてられることも多い印象ですが、結局はその後に2勝目を挙げられることなく現役生活を終える馬も少なくないメンバー構成なだけあって、一握りのその後も一線級で活躍してくる駿馬がその力通りに走って勝ち馬に名を連ねるというのが毎年恒例の決着の仕方となっています。

　実際に近5年の札幌2歳Sの勝ち馬は5頭中4頭がその後にGIレースで3着内好走を果たしています。