重賞ウイナーからファンに愛されたあの馬まで、競馬から退いた後の知られざるエピソードをご紹介。
佐々木祥恵
思い描いた穏やかな余生が一変「鉄の馬と言われた馬を…」話は前後するが、あしずりダディー牧場として本格的に始動した翌年の2012年に、グリーンチャンネルの「亀和田武が行く競走馬のいる...
食べることもままならない苦しい時期も「養老牧場を始めたばかりの頃はまだ信用もないですし、ある程度養老牧場としてやっていけるようになってからではないと、自分の馬を預けようという人はな...
片思い…馬世界にもある(?)恋物語2016年9月に天に召されたオリジナルステップとともにあしずりダディー牧場へとやって来たもう1頭のテラノリファードは、ホープという新しい馬名をもら...
大記録保持者の素顔は…怖がりで甘えん坊サラブレッド最多勝(45勝)の記録を保持(2012年当時)していたオリジナルステップが、あしずりダディー牧場にやってきたのは2012年3月22...
走るのは遅くても…心を満たしてくれるかけがえのない存在「馬をやらなければならない!」と突然天からの啓示を受けたかのように、馬に関わり始めた宮崎さんは、そのひらめきのもと、馬を飼うに...
牧場を始めたきっかけは…突然舞い降りたお告げ!?2008年のファルコンSの優勝馬のダノンゴーゴーが種牡馬を引退して、繋養先だった熊本県のストームファームコーポレーション(旧村山牧場...
第1回目にも書いたが、南アフリカにはSPCAという動物愛護団体が存在し、セカンドキャリアを過ごす馬たちが適切な状況で飼育されていないなどと周囲の人から通報があった場合に、その場所か...
馬主が競走馬を購入する際、引退後のセカンドライフについての同意書にサインをする規定のある南アフリカでも、すべての馬を生かすことができないという現実を前回はお伝えした。それでも南アフ...
南アフリカの生産頭数は日本の半分以下だが…前回のライル・ヒューイットソン騎手のコラムについて、私が目にしただけでも、SNS上ではかなり話題になっており「日本でも競走馬時代の馬主が引...
知られざる南アフリカの引退馬事情とは?ライル・ヒューイットソン騎手のインタビュー(3月21日公開・今週のFace)に写真撮影も兼ねて立ち合ったのは、3月11日だった。その時に発した...
「もう二度と名前が替わることはありません」長寿で脚光を浴びるようになったシャルロットとR.Oさんが最初に出会ったのは、1989年。オーナーのいる自馬として、シャルロットとは別の名前...
明るく楽しく毎日を生きて欲しい…2012年2月にスエトシ牧場に一緒に運ばれてきたキトリ(競走馬名ホコタナイスナイス)とバジル(競走馬名パリスケイワン)の2頭は、牧場を経由して仲介業...
言葉は通じなくても心は通じ合える前回はR.Oさんが、ジャンプ、ホップ、花怜の3頭を看取った経緯を紹介したが、2006年にはR.Oさんが最初に引き取ったファーストワンダーも天に召され...
“ドル箱スター”も処分寸前の状況にファーストワンダーが暮らす北関東の牧場に、R.Oさんは月1回の割合で通っていた。「子供っぽくてヤンチャで、そこがすごく可愛い馬でした」ワンダーを引...
「馬にも生きる権利があるはず」昨年8月3日、日本における軽種馬の長寿記録を持つシャルロット(セン)が、40歳2か月20日で亡くなった。競走馬名はアローハマキヨ。競走馬を引退した後は...
広がりをみせるクラウドファンディングヤギ小屋やポニーの馬房などは全て手作りで、広場ではヤギやポニーたちが自由に遊ぶというのが、トイトイファームの日常の光景だった。そんなトイトイファ...
トイトイファーム温川牧場(1)「多くの馬が行方不明に」引退競走馬の現状を知って…トイトイファーム温川牧場(2)脚元の不安を抱えながら頑張る愛馬の姿に…昨日より今日、今日より明日と…...
脚元の不安を抱えながら頑張る愛馬の姿に…ヤギやポニーなど動物たちで賑わうトイトイファームに仲間入りしたコスモラヴモアは、2011年4月4日、北海道浦河町の村下牧場で生を受けた。父マ...
牧場の始まりは1頭のヤギからフェイスブックを眺めていたら、トイトイファームという名の牧場の記事がよく目に入ってくるようになった。トイトイという牧場名の由来が気になっていたところへ「...
“環境”馬にとって重要なことクラウン(競走馬名:ゴールデンクラウン)を自馬にするにあたって迷いがあったM.Nさんだが、いざ愛馬になってみるとより一層愛おしい存在となった。だが愛馬を...
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