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予備知識を得て凱旋門賞を楽しもう!

  • 2011年10月01日(土) 12時00分
 10月第1日曜日は凱旋門賞の日。日本から参戦するヒルノダムール、ナカヤマフェスタはどんな走りを見せてくれるでしょうか。

 レースの模様は、グリーンチャンネルやBSイレブンなどで生中継されるほか、東京と大阪ではパブリックビューイングも開催され、リアルタイムで楽しむことができます。

 こういうビッグレースは現地に足を運んでナマで観戦したいもの。とはいえ、そう気軽にロンシャンに飛んでいくわけにはいきません。それなら、少しでも現地の雰囲気を身近に感じるために、凱旋門賞に関連した情報をインターネットで仕入れておきましょう。

 もちろん、フランス語や英語のサイトなので、読みこなすにはかなりの語学力が必要です。でも、完ぺきに読みこなせなくたって、雰囲気は伝わってきます。ぜひ試しにアクセスしてみてください。

 まずは、日本のJRAにあたるフランスギャロの公式サイト(フランス語)(英語)。当然ながら、凱旋門賞の特設ページが公開されています。

 アクセスすると、いきなりプロモーション動画が始まります。これがなかなかの出来映え。海外の競馬シーンを写したこの手の映像って、どうしてこんなにカッコいいんでしょうね?

 馬はきれいだし、騎手の勝負服もカラフルで鮮やか。去年の凱旋門賞を撮影したものを使っているので、「オッ、ナカヤマフェスタだ!」「アッ、ヴィクトワールピサ!」というカットも見られます。

 このサイトの中に「WEB TV」というページがあって、どうやら1日と2日にロンシャンで行われる各レースのビデオが公開されるようです。テレビを見逃したときなどは、こちらをチェックしてください。また、来年の凱旋門賞の入場券プレゼントも実施されているので、“その気”のある方は応募してみてはいかがですか?

イギリスの競馬情報紙・レーシングポストのベッティングサイトにアクセスし「Ante-post Betting」の「L'Arc De Triomphe」をクリックすると、ブックメーカー 各社が提示している出走各馬のオッズが確認できます。

 ちなみに、日本時間の9月30日夕方頃にチェックしたところ、1番人気はサラフィナ。ソーユーシンク、ガリコヴァなどが続き、ヒルノダムールは15倍前後、ナカヤマフェスタは20倍前後のオッズになっていました。念のためお知らせしておきますが、海外のギャンブルサイトで馬券を買うのは違法です。

 同紙のニュースサイトには、凱旋門賞に関する記事が満載されています。英語がわかる方にはここがオススメです。

 さぁそれでは、日本勢の活躍を期待しましょう!

テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。

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