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アイビスサマーダッシュ
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去年、ここでこんなふうにまとめた！

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「アイビス・サマーダッシュ・リスペクトしすぎない6か条」
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1.外枠と牝馬の位置をざっと確認して、リスペクトしすぎないようにリスペクトする。

2.内枠においしそうな馬はいないか、少しリスペする。

3.1番人気〜3番人気(になりそうな馬)の位置を確認する。

4.1番人気と2番人気と3番人気が離れていたら、ヒャッホーと喜ぶ。(1番人気と2番人気と3番人気の組み合わせが妄察上、遠のくから)

5.1番人気が内枠で、しかも2番人気・3番人気が外枠だったら、ブラボーと叫ぶ。(1番人気が凡走する可能性が妄察上、高まるから)

6.1番人気・2番人気・3番人気から軸候補を選び、その馬の両枠を大事にしながら、内枠にも気を使いながらヒモをチョイスする。

要は「外枠と牝馬はリスペクトすべきだが、リスペクトしすぎると内枠の牡馬の穴を取りこぼしかねないぞ！」と言いたかったわけだ。

でもまだ言い足りてなかった！
っていうか、言い過ぎていた！
足りてないのに、言い過ぎもあった！

それが去年の3着馬(馬番13番・11人気)のアポロフェニックスを取りこぼして、わかったこと。
(2連レベルで頑張れば十分な年と3連レベルで頑張らないと満足できない年があって、去年は3連レベルで取るべき年だった！)

で、もう一度まとめなおしたのが以下の新6か条。

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「アイビスサマーダッシュ・リスペクトしすぎないニュー6か条」
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前文　牝馬と外枠をリスペクトしつつも、リスペクトしすぎない。

1.12番13番を馬券圏内で最大限にリスペクトする。

2.1番人気2番人気3番人気を2連レベルで最高潮にリスペクトする。

3.1着は牝馬！　とは決めつけられないけど(この時期施行の過去6年では全勝)、仮に牡馬(もしくはセン馬)を軸に決められたら、あとは牝馬に流せば、2連レベルでは間違いない！

4.仮に◎にした牡馬が1〜3番人気でなかったら、相手は1〜3番人気の牝馬に流せば、馬連3点ですむ！！

5.仮に◎にした牡馬が上記4の条件で、かつ12番13番でなくて、相手の牝馬も上記4の条件で12番13番でなかったら、3着(3の軸)に12番13番を塗りつぶせば、3連単はフォーメで最大でも12点、3連複はフォーメで6点ですむ！！！

6.つまり牡馬を探せ！　
1〜3番人気でなくて、馬番12番13番でもなくて、連対しそうな牡馬(セン馬)を一生懸命探せ！！！！

3、4、5、6はもはや「か条」ではないね。単なる「決めつけとお願い」だ。
でもいい。今年これでダメなら来年また新しくリスペクトすればいいのだから。

1についてだけど、過去6年中5回12番か13番が3着以内に来ている。去年なんか12、13がダブルで2着3着した。その分を勘定にいれると過去6年で6頭が絡んだことになる。

2は去年も取り上げたこと。過去6年で毎年2連レベルで絡むのが1〜3番人気のどれか。

ということを念頭において、特に6を念頭において
(っていうか1〜5をかっ飛ばして、6だけでもいい。十分だ。)
週末、馬柱を見ながら、該当馬を探せば、これにて一件落着。うむ、今年も、いや今年こそキャンタンだー！やったー！

今できることは、頼りになりそうな牡馬に「1〜3番人気になるな〜」、「12番13番に入るな〜」と願うことだけど、頼りになりそうな牡馬の候補馬探しは、週の真ん中でも一応できる。

たとえば、牝馬は前走が条件戦でも頑張れてるけど、牡馬もセン馬も頑張れてない。
たとえば、牝馬も牡馬もセン馬も7歳以上は頑張れてない。
それだけで、現段階で頑張れそうな牡馬は、エーシンダックマン・パドトロワ・レオンビスティーの3頭しかいないことがわかる。

この3頭が1〜3番人気でなければ、ひとまず安心できる。
お馴染みのnetkeiba.comでチェックしてみると(水曜時点)、

1番人気　エーシンヴァーゴウ　牝馬
2番人気　ビウイッチアス　牝馬
3番人気　アフォード　牡馬(前走条件戦)

4番人気　エーシンダックマン　該当牡馬

8番人気　パドトロワ　該当牡馬
9番人気　レオンビスティー　該当牡馬

うむ。今のところ悪くない。
アフォードは直線競馬名人と評判の村田騎手だし、きっと人気になるはず。この馬が3番人気に君臨してくれれば、エーシンダックマンはギリでありになる。

よし、もうほとんど完成だ！あとは枠を見て、フィーリングで決めれば、だいたいだ。フィーリングが上手くいかなかったら、3頭ぜんぶ拾ったっていい。
過去6年の流れにそのまま乗るなら、牝馬が1着。
だからこうなる。

1着　エーシンヴァーゴウ　ビウイッチアス
2着　エーシンダックマン　パドトロワ　レオンビスティーのどれか、もしくはぜんぶ
3着　12番と13番のなんか

あとは1着、2着欄に書いた馬たちが12番、13番に入らないことを祈る。それだけだ！

ちなみに12番13番に入って欲しいと密かに願う馬はオウケンサクラとナイアードとジュエルオブナイルの3頭。

オウケンサクラは前走CBC賞4着だけど、2走前がバーデンバーデンC4着。基本的には毎年1頭、馬券圏内に突入するのがバーデン組。おそらくバーデン組の人気はビウイッチアスが持っていってくれるはずで、ちょっとでも人気の盲点に入ってくれると食指が動く。

ナイアードは牝馬なのに着順の落差の大きい競馬をしている。マイペースで逃げられないとすぐにやる気をなくすタイプか。こういう馬はコーナーがないほうが御機嫌指数が増す可能性もある。鞍上の大野騎手も、トランスワープでの勝利できっと御機嫌指数は高いはずで、人馬あわせて気になる。

ジュエルオブナイルはナイルの宝石だから。
この夏はエジプトがらみの馬がけっこう頑張っているので(ヤマニンファラオ・トーセンラー・アートサハラ)、そこに乗っかって。ただそれだけ。
ああ〜新潟の直線がナイル川に見えてきた……イムホテップ！

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中京記念
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夏の中京競馬開幕週のコラム(6/28)で、今年の浜中騎手はひと味違う、この夏も1着で活躍するのではないか？　そんなことを書いた。

6/28時点での成績は(60-39-26-304)　.140-.231-.291(勝率・連対率・複勝率)
7/18時点で(70-44-35-334).145-.236-.308

夏競馬だけだと、(10-5-9-30)　.185　.277　.444

勝利率も、連対率も、複勝率も軒並みあげてきた。今年の浜中騎手は1着数が一番多く、2着、3着になるにつれ、回数が減っていく名手系着順比率で頑張っていたけど、この夏は現状、3着の回数も多い。いわゆる去年までの浜中スパイスがまぶされてはいる。ではあるけれど、それでも10勝は活躍と断言していい成績ではないか。

その浜中騎手が中京記念でレッドデイヴィスに騎乗する。ハンデは57キロ。

中京記念はいままで春(3月)の中京で施行されてきたレースで、芝2000の角4競馬だった。
それが今年から夏に移行し、コーナー2つの角2競馬になった。

夏の記念ものレース(ハンデ戦)は「人気の押し出し・引き出しでだいたい取れる」が持論。実際、先週の函館記念もそれで頑張れた！　
だからレース条件が替っても、それほど揺らぐ必要もない。

たとえば、予想オッズを見ると、

1番人気　ダノンヨーヨー　58
2番人気　エーシンリターンズ　54
3番人気　レッドデイヴィス　57
4番人気　フラガラッハ　57
5番人気　エアラフォン　56

こんな感じ。
もしこの5頭がそのまま当日も単10倍以内で人気を競うならば、ここから押し・引きを吟味すればいい。
この5頭は基本的には角4競馬よりも、角2競馬で成績が安定してる。だから純粋に押し・引きしていけばいい。たとえばこの人気順ならば、4番人気のフラガラッハ、5番人気のエアラフォンから吟味すればいい。

だけど、今はあくまでも夏のローカル競馬。前にも書いたけど、前日最終→当日のオッズの変動も、通常中央開催より大きくなる可能性あり。だから今、押し・引きをはかってもナンセンス。別定のアイビスサマーダッシュでは1番人気エーシンヴァーゴウ、2番人気ビウイッチアスと決めつけたけど、ハンデ戦のこっちでは決めつけない。

今はダノンヨーヨーが1番人気だけど、差し系トップハンデが嫌われる可能性も十分にある。そのダノンヨーヨーが4番人気5番人気まで落ちてきたら、いくら差し系トップハンデでもやっぱり買いたくなる。

というわけで、人気を無視して、今は浜中騎手のレッドデイヴィスに注目している。

レッドデイヴィスは過去の成績を見れば見るほど、角2系ホースであることがわかる。

角2成績(5-2-0-2)　※降着したレースも1着にカウント
角3以上成績(0-0-0-3)※東京1800を角3カウント

前走のエプソムカップは3番人気で6着。このレースは変則コーナーのある東京1800の角3競馬だった。でも自分は角3というよりも、大外18番だったことも着順に影響したのではないかと思っている。
今、飛ぶ鳥を落とす勢いのある浜中騎手だけど、東京1800の大外を人気馬で上手くさばく術はまだ身につけてないのかもしれない…。

浜中騎手はデビュー以来、重賞を13勝しているけど、その内訳は、
京都　4
阪神　4
小倉　4
中京　1

すべて関西圏でのもの。日頃から乗り馴れている競馬場で勝っているとも言える。
思えば、この夏の重賞もそういう傾向が見てとれる。

CBC賞(中京)　2人気　1着　マジンプロスパー
七夕賞(福島)　3人気　8着　エクスペディション
函館記念(函館)　2人気　9着　ネオヴァンドーム

それなりの人気を背負って、9着、8着、1着。勝ったのは中京で、大きく負けたのが函館、福島。
自分は七夕賞でエクスペディションに注目して、失敗した。その反省から、先週の函館記念のネオヴァンドームはあえて消してみた。そしたら成功してしまった。

もしかしたら、まだホーム系か。ホーム＆アウェイということばを借りれば、浜中騎手はまだホーム系か。
七夕賞時の福島でも、函館記念時の函館でも勝利しているので、アウェイが悪いわけではない。でも少なくとも重賞で、それなりの人気を背負っているときはホーム系と考えていたほうが、今はよろしいか。

今週の中京記念はホーム系。浜中ホーム系。
改修されて、日が浅い競馬場とはいえ、ホームはホーム。
他の関東圏の騎手よりは経験は豊富。
実際、CBCでも勝った。

浜中ホームに、完全角2馬のレッドデイヴィス。
57キロは毎日杯でとっくに克服ずみ(他馬は56キロだった)。

重賞3勝で、実績的には1番人気になってもおかしくなく、ここ数戦の今イチな敗戦から、2番人気3番人気になるのならば、引き出しとも考えられる。得意の角2で好走しても、それはむしろ当たり前かもしれない。

中京記念注目馬

レッドデイヴィス　浜中ホーム＋角2
エアラフォン・フラガラッハ　4、5番人気で。
トライアンフマーチ　池添スイッチ入るか！？
チャームポット　人気薄系では一番気になる。

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先週、土曜日から始まった競馬王×netkeiba.comのコラボ企画「馬券サバイバー」。
まずは挨拶がわりで登場した競馬王編集部のアカサ(編集A)が単10％、複90％の2点勝負で、きっちり複勝を的中させた。

このレースは複勝は190円だったけど、3連複は10250円ついた。複勝の軸が鉄板だと言うのなら、かなり接近遭遇できたはず。

夏を謳歌するのにも必要経費はいっぱいかかる。自分は夏を謳歌したいので、参考にさせてもらおうと思っている。今週の登場は山崎エリカさんのようです。山崎さんはこういう勝負にめっぽう強いそうで、自分も相当楽しみです。っていうか、もう水着に浮き輪に水中眼鏡、夏の定番スタイルで沈まないように整えておこう。

　7月号は夏のローカルの勝ち方をテーマに骨太の企画が目白押し！　亀谷敬正が明かす「6-9月の3歳馬で儲ける方法」では、条件に該当する馬を買うだけで毎年儲かる、ウソみたいに簡単な馬券術を紹介しています。もちろん「ドル箱ノート」「迷い続ける馬券術」でもこってり濃厚な亀谷理論が読めます。新刊が絶好調の井内利彰は「リニューアル中京の攻略法」と「夏限定・厩舎の鉄板スポット」を公開！前号で大反響のあった「ホストの神」と「エリート医師」は両者譲らず的中の嵐！　対照的な二人の闘いは、ますますヒートアップします！当然、喜びの声がじゃんじゃん届いている綴じ込み付録「競馬収支ノート」も忘れてはいけません！ その他、「POG特集/ファイナルジャッジ＆公開ドラフト」など旬な企画も盛りだくさんです。