天皇賞は多点買い、他レースは1点勝負で高配当狙い!
先週10月21日(日)のWIN5は7320円の史上最低配当決着となりました。5レース中4レースで単勝1番人気馬が勝利、しかもそのうち2頭が単勝オッズ1倍台半ばという組み合わせでは“万馬券未満”の配当も仕方ありません。ちなみに、残る1レースは東京10Rの甲斐路ステークスで、こちらも単勝2番人気のダイワマッジョーレが優勝。このレースはサトノアポロとダイワマッジョーレがほぼ同等の支持を集めていましたから、的中組番の9-2-9-12-1はWIN5の全38万3328通り中1番人気の組み合わせだった可能性すらあります。少なくとも2番人気以内ではあったでしょうし、やはりこのくらい人気が集中する組番だと100倍未満のオッズになってしまうものなんですね。
先週は極端過ぎるにしても、今秋のWIN5は全体的に低配当続き。特に9月16日(日)以降の7回は100万円を超えたのが1度だけで、残る6回がいずれも40万円未満の決着となっています。この傾向が続くと見るか否かは人それぞれでしょうけど、昨年の天皇賞(秋)当日=10月30日(日)は1億6213万1980円の超高配当決着でしたし、「そろそろ荒れるのでは!?」と考えている方が結構多いかもしれません。
もっとも、昨年の10月30日(日)は総出走頭数が85頭、総組み合わせ数が141万48通りという多頭数のメンバー構成でした。明日10月28日(日)は総出走頭数が67頭、総組み合わせ数が34万9920通り(前日12時時点)で、当時の約1/4。あれだけ堅かった先週10月21日(日)よりも少なく、過去の傾向からも大波乱の可能性は高くないと思います。どういう作戦で臨むにしろ、この点はアタマに入れておきたいですね。(伊吹雅也)
【井内利彰のWIN5見解】
■今週の1点勝負レース
→京都11R カシオペアS