キャリーオーバーの今週は可能な限り手を広げ確実に獲る!
先週11月25日のWIN5は、東京9Rのキャピタルステークスでいきなり単勝18番人気(単勝オッズ397.4倍)のヤマニンウイスカーが優勝。以降のレースもすべて単勝3番人気以下の馬が制し、史上2度目の2億円+キャリーオーバー決着となりました。ちなみに、単勝18番人気馬の勝利は21世紀になってから3度目。JRA全体でも“数年に一度”クラスの大波乱が、WIN5対象レース、それも1レース目に発生するとは……。残念ながら、先週のWIN5を楽しめた方はごくわずかでしょう。
しかし、先週の的中票数が2票に止まったおかげで、明日12月2日のWIN5はキャリーオーバー分の2億4966万2660円が配当に上乗せされます。普段のWIN5や通常の式別よりも期待値が高くなるわけですから、より一層気合を入れて臨みたいところです。ちなみに、控除率を理論上の上限である26.2%と仮定した場合、売得金額が9億5291万0900円までなら払戻金の原資(売得金額から26.2%を除いた額+キャリーオーバー)は売得金額を超えるので、期待値が100%超ということになります。それ以上の売り上げになると100%を割ってしまいますが、それでも15億円くらいまでなら90%以上となる計算。おトクであることに変わりはありません。
なお、明日12月2日のWIN5は総出走頭数が75頭、総組み合わせ数が71万8080通り(前日16時現在)とかなり多め。極端な低配当はなさそうですが、その分だけ可能な限り手を広げたいところです。(伊吹雅也)
【井内利彰のWIN5見解】
■今週の1点勝負レース
→中京11R 浜松S