先入観を持たずに大胆に予想することが勝利へのポイント
明日3月10日(日)のWIN5は今年一番の多頭数。総出走頭数は79頭、総組み合わせ数も95万8464通り(前日14時現在)に達しています。総組み合わせ数が90万通りを超えた回は過去に13回ありましたけど、このうち配当が100万円を下回ったのはわずか1回。数百万〜数千万円クラスの高額配当決着になる可能性が高そうです。
また、明日に関しては4〜5レース目がいずれも牝馬限定の重賞である点も気になるところ。フィリーズレビューと中山牝馬ステークスは昨年も同日(3月11日)に開催されましたが、中山牝馬ステークスを単勝8番人気のレディアルバローザが制したことにより、WIN5の配当は2321万8680円まで伸びました。もともと牝馬限定のレースは波乱が起きやすいという印象を持たれていますから、明日もこの2レースで伏兵を狙おうと考えている方が多いかもしれません。
しかし、先週までに行われたWIN5対象レース(計505レース)を集計したところ、単勝5倍未満の馬が勝ったレースの割合は、牝馬限定が61.1%、それ以外のレースが47.8%。意外に思われるかもしれませんが、牡牝混合より牝馬限定の方が荒れにくいのです。実際、昨年のフィリーズレビューを制したのは単勝1番人気(単勝オッズ3.5倍)のアイムユアーズでした。最終的には出走メンバー次第ということになりますが、少なくとも「牝馬限定のレースは荒れる」という先入観を持って予想に臨むのは避けるべきでしょう。(伊吹雅也)
【井内利彰のWIN5見解】
■今週の1点勝負レース