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馬券サバイバー・プロのガチンコ2点勝負 栗山求編

  • 2013年05月18日(土) 20時00分
「競馬王×netkeiba.comコラボコーナー」にて公開の馬券サバイバー。第44回目の挑戦者は、配合診断のカリスマ・栗山求氏です。『競馬王のPOG本2013-2014』の人気企画「栗山ノート」では、15種牡馬125頭の鉄板配合馬を紹介してくれています。
また、競馬王本誌の『重賞スクランブル』では、重賞の傾向分析を展開中。精度の高い予想にご期待ください!!

栗山求

栗山求


◆今週のチャレンジャー…栗山求

◆普段の予想スタイル…配合分析から個々の馬の適性・能力を割り出し、最適な条件に出走してきたときに狙い撃ちする。芝/ダート、内回り/外回りなどの馬場替わり、距離延長/短縮などは宝の山。個々の種牡馬には得意分野と苦手分野があり、得意分野に出てきたときには積極的に買い、苦手分野にもかかわらず人気となっている場合は軽視する。要するに期待値の高いところに賭け続ける。

◆得意レース…過去の戦歴から完全にキャラクターが明らかになっている古馬よりは、キャリアが浅く、まだ適性が明らかになっていない2〜3歳馬がメインターゲット。新馬戦、未勝利戦、1勝馬クラスの特別戦などはとくに得意。

◆参考にするファクター…過去のレースぶり、調教、馬場コンディションなど、オーソドックスなファクターをひと通り参考にしつつ、とくに血統と配合を重視する。

◆栗山氏の詳しいプロフィール、馬券サバイバーのルールは競馬王ブログをご覧ください。をご覧ください。

◆勝負レース◆
(日)東京11R・オークス
◎04.アユサン
○05.デニムアンドルビー
▲01.レッドオーヴァル

馬連
01-04 50%
04-05 50%

 ◎アユサンは「ディープインパクト×ストームキャット」という組み合わせ。1勝馬の桜花賞制覇は95年のワンダーパヒューム以来18年ぶりだったが、勝ちっぷりは堂々たるものでフロックではない。キャリア1戦で臨んだ昨年秋のアルテミスSでは、スタートで挟まれて後方に控える展開ながら、最後方から大外ブン回しで2着に食い込むという出色の内容だった。負けはしたものの長くいい脚を使えるというこの馬の美点を見せたレースだった。阪神ジュベナイルフィリーズは大外枠だったため終始外を回らされる競馬で7着。前走のチューリップ賞は休み明けで完調手前ながら3着だったが、体調が上向いた前走は本来の実力を発揮して優勝した。クリスチャン・デムーロ騎手の好騎乗は確かにあったものの、それのみに還元できる勝利ではない。キズナ、ヒラボクディープで注目を集める「ディープ×ストームキャット」で、アファームドが入る点からも距離延長に不安はなく、追い出されると重心が沈んでフットワークが伸びるので基本的に直線の長いコースは向いている。左回りはむしろ得意で道悪もこなせる配合。普通に走れば馬券圏内から落ちるシーンは考えづらい。

 ○デニムアンドルビーは「ディープインパクト×キングカメハメハ」という組み合わせ。トゥザグローリーをはじめ近親に活躍馬がひしめきあう良血で、大レース向きの底力も十分。後ろから追い上げる脚質なのでロスは多いものの、クロフネサプライズが小細工なしに逃げれば展開が向く可能性がある。3歳春には完成しないファミリーだが、秘めた素質は相当なものなので、未完成でも勝てる可能性はあるだろう。

 ▲レッドオーヴァルは「ディープインパクト×スマートストライク」という組み合わせ。半兄が安田記念を勝ったストロングリターンで、距離は若干長いのは確かだが、この時期の3歳牝馬は距離適性よりも器の大きさや完成度がモノをいう。馬場が渋るのはプラス。展開が向けば一発があっても不思議はない。

◆来週のチャレンジャーは…血統評論界のレジェンド・山野浩一氏です。

競馬王のPOG本2013-2014

競馬王のPOG本2013-2014

『競馬王のPOG本2013-2014』5月2日発売!!
 ブエナビスタ・ローズキングダム・レーヴディソールと3年連続で2歳チャンピオンの座を射止めた『競馬王の表紙の“毛”』。今年も熟考を重ねて決定しました。あの“大器”の妹です。ノーザンF・中尾事務局長が「なんじゃ、こりゃ」と、その成長ぶりに舌を巻く同馬の正体は!? また、「馬体の見方が分からない」という声に応え、綴じ込み付録「馬体メジャー」を導入。シートを馬体写真に重ねるだけで、その種牡馬の“走る形”“POGで稼ぐ形”かが一目瞭然となるスグレモノです。

 大好評の「栗山ノート」では、栗山求氏が新種牡馬2頭を含む、15種牡馬125頭の“最強配合”を大公開。恒例の馬主インタビューでは、ウイニングチケット、エイジアンウインズ、ローマンレジェンドの太田美實オーナーに、グリーンチャンネルパドックキャスター・矢作麗さんがお話を聞きました。グラサン師匠の鉄板競馬POG特別編は、昨年に引き続き追分ファームリリーバレー。第二のリグヴェーダ師匠を見つけるべく、現地に赴き、圧巻の施設と充実の2歳馬について直撃取材を敢行しました。

 山野浩一の新種牡馬診断・横手礼一の「産地馬体検査メモ」、昨年ロゴタイプの推奨に成功した美野真一による「穴馬一本釣り」、吉田竜作、井内利彰らによる調教師インタビュー、棟広良隆の矢作師&マイケルオーナーインタビューなどなど今年も盛りだくさんの内容で、どのPOG本よりも多い圧巻の288ページでお送りします。競馬王POG2013-2014の応募ハガキも付いています!

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偶数月8日発売の最先端の儲かる理論を発信し続ける馬券攻略雑誌。亀谷敬正、今井雅宏、井内利彰、古澤秀和など、有名予想家が理論やレースへの見解を発表する場として、コアな競馬ファンに支持されている。ダビスタ雑誌として一世を風靡(?)した過去もある。

関連サイト:競馬王オフィシャルブログ

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