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馬券サバイバー・プロのガチンコ2点勝負 城崎哲編

  • 2013年09月07日(土) 20時00分
 59回目の挑戦者は『コースの鬼!』でお馴染みの城崎哲氏です。
競馬王9月号では中山、阪神のダブル取材を行い、似ているようで全然違う両競馬場の馬場を徹底比較しています。秋の開幕週の馬場は、年間で最も芝の状態が良く、最も柔らかいと城崎氏は書いていますが、その鍵を握るのが「バーチドレン」「トレマー」というここ数年で導入された機械です(JRAホームページ/馬場情報のエアレーション、シャッタリングという言葉に注目)。日曜の馬場読みは、コースの鬼に託しましょう!!

城崎哲

城崎哲


◆今週のチャレンジャー…城崎哲

◆普段の予想スタイル…コース、馬場、枠順、人気などを重視しつつ、いちおう全部の要素を考慮に入れた上で最適解を考える正攻法のスタイル。基本的には三連単で予想し、単勝、または単勝と複勝で代用できないかを考える。

◆得意レース…500万戦、芝のG1、G2。500万戦は出走馬の能力差がはっきりしたレースがしばしばある。G1はピークの仕上げになるのでけっこう馬の状態がわかる。G2には陣営の思惑が出る。

◆参考にするファクター…コース、当日の馬場、枠順、人気。

◆城崎氏のプロフィールの詳細、馬券サバイバーのルールは、競馬王ブログをご覧ください。

◆勝負レース◆
(日)阪神11R セントウルS
◎09.ロードカナロア
▲13.ハクサンムーン
▲05.ローガンサファイア

馬連09-13 75%
馬連05-09 25%

 成績的にはロードカナロアが1番でハクサンムーンが2番、たぶん能力的にもその順序に間違いないだろう。

 ロードカナロアはいくら次走が本番と言っても、すでに種牡馬入りが決まっている身分で、こんなところで負けたくないはず。

 一方のハクサンムーンは逃げ馬である。逃げ馬は競りかける馬がいるとあっさり負けることがある。だが今回は芝1200戦であるにもかかわらず逃げ馬はハクサンムーンだけ、しかもハクサンムーンと互角のスタートを切れそうなのが、同厩のマイネルエテルネルしかいないという、見るからに恵まれた状況だ。こうなると逆に疑いたくなるが、この馬柱の中には普通に考えてペースを速くする要素が見つからない。しかもハクサンムーンは阪神芝1200は3戦3勝。

 目に見えるものを疑うのも競馬だが、目に見えるものしか信じられるものがないのも競馬である。ベタだが、ロードカナロアとハクサンムーンの組み合わせを1点、という選択肢もあると思う。

 だが、開幕週ながら週日に雨が降って芝はそれなりに力が要る。馬場的にはそんなに逃げ馬が有利とはいえない。

 それにハクサンムーンはスローの競馬で切れ敗けすることがある。高松宮記念しかりだし、CBC賞でもそうだった。今回はまさしくそういう競馬になるだろう。前走直線競馬を勝って距離延長というのもマイナスの要素だ。

 もう1頭は前走大外を回って好走したローガンサファイア。

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関連サイト:競馬王オフィシャルブログ

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