◆幸運をつかんだアジアとベルキャニオン 2歳チャンピオンのアジアエクスプレスvs共同通信杯の2着馬ベルキャニオンの対決が一番の見どころのスプリングS。ベルキャニオンといえば、共同通信杯が1週のびたことでセントポーリア賞から共同通信杯へ回り、2着ではありましたがラックを手にした馬です。もしセントポーリア賞に出走していたならば、小頭数で超スローのインに閉じ込められて2着に敗れ、今回で抽選待ちとなったのは(クラリティシチーと同脚質の)ベルキャニオンのほうだった可能性もあります。
■2013年 朝日杯FS
また、アジアエクスプレスもラッキーホースです。この馬は東京芝1600mのスタート地点の芝で行きっぷりが悪かったことやフットワーク、体型からダート馬と判断し、朝日杯FSでは買い目から外しました。案の上、序盤の行きっぷりがあまり良くありませんでしたが、幸いにもレースは差し、追い込み馬有利の流れ。同馬にとっては序盤でスピードに乗ることができずに、後方で立ち回ったことが好転しての勝利でした。
前日のひいらぎ賞を勝ったミッキーアイルの