ハープスターの絶対能力を上回るならば?〜井内利彰/桜花賞
◆ポイントは“上がり”にある
今週は桜花賞。このレースを予想するにあたって、まず最初にやるべきことはハープスターの取捨選択ではないでしょう。個人的には「捨」という文字を捨てるくらい。やっぱり評価するしかありません。
その理由は前走。中間の追い切りに内容を見ていると、いかにも休み明け。仕上がり状態を数字で表すとすれば、6分程度ではないかと思っていました。よって、取りこぼす可能性も十分にあるだろうと思ったところを圧勝。レースが終わった今でも、状態が良かったから勝ったとは思いません。絶対能力が3歳牝馬同士では抜けている、それだけのことだと思います。
この中間は前走時とは明らかに違う動きを見せています。確かに