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またもや下克上か? それとも実績馬が成長力を見せるのか?〜山崎エリカ/皐月賞

  • 2014年04月14日(月) 18時00分


◆“下克上”はなぜ起きたのか

 今年の牡馬クラシック路線は「混戦」と言われてきました。新潟2歳Sでハープスターの2着に敗れたイスラボニータがその後3連勝で東京スポーツ杯2歳S、共同通信杯勝ち。ラジオNIKKEI杯2歳Sでは、東京スポーツ杯2歳Sではイスラボニータに完敗だったワンアンドオンリーが勝利。そして皐月賞トライアルの弥生賞では下克上が起こり、トゥザワールドがワンアンドオンリーなどの強豪を完封。また、スプリングSではロサギガンディアが朝日杯フューチュリティSの勝ち馬アジアエクスプレスやこれまでの重賞上位馬を一蹴しました。

 どうしてこのような下克上現象が起こるかというと、今年の牡馬クラシック路線は、ハープスターにダービープランが浮上するほど低レベルだからです。よって、ここで更なる下克上が起こっても全く不思議ではありません。そのような状況の中で、「これはけっこう強いかもしれない」と感じたのがトゥザワールドです。

 トゥザワールドは新馬戦の負け方がけっこうひどいものでした。デビュー前の評判は

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No.1予想家(丹下日出夫、井内利彰、山崎エリカ、大石川大二郎、古澤秀和)が週替わりで重賞レースの展望を披露。思わぬ激走馬や消し馬など、馬券のヒントが盛りだくさん!

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