それよりなにより、買うべきは4、5歳馬
今年の小倉記念には、4〜8歳の各年齢および、10歳馬のオートドラゴンが登録している。最近は高齢馬が長持ちする傾向にあるが、サマー2000シリーズの年齢別成績はどのようになっているだろうか? 今回は2006年にシリーズが設定されて以降の年齢別成績を見てみよう。
2006年以降の対象レースにおける年齢別成績はこちら。
2006年以降の年齢別成績
3歳馬は古馬の壁に跳ね返されているが4、5歳馬の指標が良く、高齢になるほど成績は下がっている。8歳馬の回収率が良く見えるのは、ダンスアジョイ(09年小倉記念16番人気1着)とタガノエルシコ(13年七夕賞14番人気3着)が効いている面があり、コンスタントに穴を期待できるかは分からない。ただ6、7、8歳馬の成績差が小さいことも確かであり、なんとなくアリと見なされがちな6歳馬よりもちょっと高齢だなと思われそうな7歳馬を狙ってみる手はある。
ただ、それよりなにより、買うべきは4、5歳馬だ。ベタ買いで複勝回収率プラス、しかも勝率・複勝率を見たら的中頻度もそれなりに高い。
ただ、4、5歳馬は人気馬を信頼するというより、もう少し人気のないところを狙ってみる必要がある。人気帯別成績は以下の通り。
2006年以降の人気帯別成績
上位人気馬は回収率がぱっとせず、4〜6番人気は勝率と単回収率が高い。そしてそれより下の人気だと複穴として(時には単穴としても)期待できる。
今週に限らず、サマー2000シリーズでは「4、5歳の穴馬」に注目しておきたい。