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新潟のダートはWIN5では堅く収まる!?

  • 2014年08月09日(土) 20時00分


 明日8月10日のWIN5は総出走頭数が67頭、総組み合わせ数が41万5800通り(土曜12時現在)とやや少なめ。今年の夏季競馬は安田記念当日の6月8日に15万8540円という決着があったくらいで、少頭数の回も多かったわりに極端な低額配当は出ていないのですが、今回はどうなるでしょうか。

 ちなみに、明日は新潟競馬場で施行されるWIN5対象レースがいずれもダートです。新潟ダートのWIN5対象レースは先週までに18レースありましたが、このうち単勝オッズ10倍以上の馬が勝ったのは2レースだけで、割合にすると11.1%。その2レースも2011年7月以前に集中していますから、2011年8月以降は人気サイドの馬しか勝っていないことになります。なお、新潟ダート以外のWIN5対象レースを見ると、単勝オッズ10倍以上の馬が勝ったレースの割合は26.2%。出走メンバー次第とはいえ、今のところ堅く収まりがちなレース条件であることはアタマに入れておくべきかもしれません。

◆メイショウカイドウCとレパードSで絞り込みを

 1レース目は3歳以上1000万下のメイショウカイドウC(小倉10R)。3歳のキンシノキセキ、ラインスピリットらが注目を集めるでしょう。

 2レース目は3歳以上1000万下、ハンデキャップ競走の苗場特別(新潟10R)。降級2戦目のルミナスウイング、3歳のルミニズムあたりが上位人気に推されそうです。

 3レース目は3歳以上オープンの札幌日経オープン(札幌11R)。実績上位のバンデに支持が集まるのではないかと思います。

 4レース目は3歳以上GIII、ハンデキャップ競走の小倉記念(小倉11R)。混戦模様ですが、サトノノブレス、メイショウナルト、ラストインパクトらが上位人気グループを形成するでしょう。

 5レース目は3歳GIIIのレパードS(新潟11R)。こちらも比較の難しいメンバー構成ですが、アジアエクスプレス、アスカノロマン、レッドアルヴィスあたりが人気の中心になりそうです。

[伊吹式WIN5ランキング 2014年8月10日版]

1位 新潟11R 7.アスカノロマン
2位 小倉10R 8.キンシノキセキ
3位 札幌11R 2.バンデ
4位 新潟10R 4.ルミニズム
5位 小倉11R 10.ニューダイナスティ
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 小倉11R 13.マーティンボロ

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競馬評論家。JRAの公式ホームページ内「今週の注目レース」にて“データ分析”のコーナーを、TCK(東京シティ競馬)の公式ホームページ内「分析レポート」にて重賞競走のデータ分析を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラム、『週刊アサヒ芸能』、『競馬王』などさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『WIN5攻略全書 回収率150%超!“ミスターWIN5”のマインドセット』、『コース別 本当に儲かる騎手大全』シリーズ、『コース別 本当に儲かる血統大全』シリーズ、『ウルトラ回収率』シリーズ(いずれもガイドワークス)など。

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