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カペラSを狙う

  • 2014年12月12日(金) 18時00分


◆前走以上に磨きがかかる逃走劇

広島育ちの僕にとり地元の大企業でカープの親会社でもあるマツダさんは特別な存在です。
中学生の頃、テレビを観ていると「免許を取ったらカペラを運転したいです」と歌手の松田聖子さんがおっしゃいました。
その後、彼女に同社から同車が贈られたと聞いてやっぱりスターさんは凄いなあと思ったものです。

個性的な面々が顔をそろえるカペラS。
実力が拮抗している印象があり、おもしろい戦いになりそうだ。

中心にはダノンレジェンドを推す。
気性的に砂を被る形になるとモロさがあったが、段々と我慢強さがでてきている。オープン入り初戦の前走はブリンカーの効果もあり粘りを見せた。
最内枠を引き当てた今回は前走以上に逃走劇に磨きがかかるはず。まして発馬地点から下り坂が続く当コース。ある程度、引き離してハナを切る形も可能だろう。

メイショウノーベルは階段を踏みしめるように地力をつけている。距離短縮と外枠をプラス材料に中団から差し脚を発揮する。

サトノプリンシパルは前走よりさらに距離が短くなることで前々での競馬が難しいかもしれない。その分、追われてしっかりとした脚を使えるはず。大崩れは考えにくい。

シルクフォーチュンは強固な型を持ち、この季節に強い。レベルの高い8歳世代。まだまだ見限れない。

ダッシャーワンは当コースとの相性がよく、しぶとさが売り。自在性もある。

アドマイヤサガスは負担重量が前走より軽くなる。距離が短くなり決め手が増すのではないか。

ナンチンノンにとっては試金石の場だが若さと勢いがある。豊富なスピードを持ちながら抑えが利く。その点にも期待してみたい。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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