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ダイオライト記念

  • 2015年03月10日(火) 18時00分


◆過去10年間はJRA馬8勝・地方馬2勝とJRA馬が優勢で「先行馬有利」のデータが出ている

 過去10年間はJRA馬8勝・地方馬2勝と圧倒的にJRA馬が優勢な長距離重賞で、しかも「先行馬有利」のデータが出ている。先行できるJRA馬クリソライト・アスカノロマンと地方馬サミットストーン・アウトジェネラル4頭を有力視したが、長距離に強いドラゴンエアル・プレティオラスの決め手も侮れず、馬券の妙味は馬単・3連単にあると見た。

 ◎クリソライトは左回りの地方競馬場で[1・2・0・0]と連対を外しておらず、鞍上に武豊を配して重賞制覇に賭ける。

 〇サミットストーンは7歳馬ながら東京大賞典3着→川崎記念3着と実力は衰えず、昨年のNARグランプリ馬としての意地を見せる。

 ▲アスカノロマンにとって距離延長は歓迎と思われ、乗り慣れた太宰が先団グループで脚を溜められれば優勝のチャンスは生まれる。

 ×ドラゴンエアルは2000m以上の距離を使われてから好成績を残しており、「逃げ・差し自在」の脚質を武器に長距離のタイトルを狙う。

 注アウトジェネラルの金盃優勝は「御神本の逃げ作戦」が成功したもので、今回も名手・張田の手綱なら軽視はできない。

 △プレティオラスは3年前の東京ダービー馬で、本橋が巧く乗れば上位も。

◎04クリソライト
〇02サミットストーン
▲06アスカノロマン
×01ドラゴンエアル
注08アウトジェネラル
△07プレティオラス

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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