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オープン特別組に注目

  • 2016年01月26日(火) 12時00分


格の概念があまり通用しないシルクロードS

 シルクロードSはハンデ戦であるためなのか、格の概念があまり通用しないレースだ。前走成績で見ても、理屈通りではない結果が出ている。

 過去10年の前走クラス別成績がこちら。

前走クラス 着度数 勝率 複勝率 単回収率 複回収率
1600万下
[1-1-2-14] 5.6% 22.2% 63 166

OPEN特別
[6-4-5-62] 7.8% 19.5% 51 67

重賞
[3-5-3-52] 4.8% 17.5% 20 73

 複勝率では前走準オープン組が勝り、勝率では前走オープン特別組がトップ。前走重賞組は単勝・複勝の回収率も含めてむしろ地味。

 原因のひとつは前走重賞組には前走大敗馬が多いことで、63頭中45頭までが前走6着以下。ただ、前走1〜5着に限っても勝率11.1%・複勝率27.8%で、極端に良いというわけでもない(回収率単37%・複70%)。

 馬券に絡んでいる絶対数が多いのはオープン特別組で、こちらの前走1〜5着馬だと勝率10.9%・複勝率28.3%。回収率は単66%・複81%なので、総合的には同じ前走1〜5着組ならオープン特別組のほうが良いということになる。

 このオープン特別組、一昨年・昨年と連続して1〜3着を独占している。今年の登録馬はオープン特別組10頭、重賞組6頭。どうしても格で重賞組から先に検討してしまうが、重要なのは淀短距離Sなどのほうかもしれない。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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