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仕上がり状態は申し分なく得意の右回りで勝機/京浜盃

  • 2016年03月15日(火) 18時00分


◆クラシック戦線への興味深い前哨戦

 このレースの3着までに羽田盃への優先出走権が与えられる、クラシック戦線への興味深い前哨戦である。

 南関東初戦のニューイヤーカップは2着に惜敗したタービランスだが、今回は得意の右回りで勝機と見た。相手はフォクスホール・ポッドガイ・アンサンブルライフと思われるが、展開次第ではジャーニーマン・ヤマノカミも善戦は可能。

 ◎タービランスは一息入れたものの仕上がり状態は申し分なく、名手・森が自在の脚を生かして重賞制覇に賭ける。

 ○フォクスホールはここへ来ての成長が目覚ましく、好枠に恵まれた今回は持ち味の先行力を生かす。

 ▲ポッドガイは3か月の休養で馬体を立て直し、余裕のある追い切りを見せ、6戦無敗の実力でタイトルに挑む。

 ×アンサンブルライフはマイペースの逃げが持ち味で、的場が強気のレースを見せれば面白い。

 注ジャーニーマンは初の大井コースになるが、再び真島の手綱で決め手勝負に持ち込むはずだ。

 △ヤマノカミが雲取賞で3着に追い込んだ脚は軽視できない。

◎14タービランス
○02フォクスホール
▲12ポッドガイ
×11アンサンブルライフ
注03ジャーニーマン
△09ヤマノカミ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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