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　明日6月19日の東京競馬は出馬投票後に競走番号の入れ替えが行われ、当初予定されていた芦ノ湖特別(東京9R)ではなく、青梅特別(東京10R)がWIN5対象レースとなりました。この措置により、WIN5の総出走頭数は73頭、総組み合わせ数は58万9824通り（土曜16時現在）となっています。

　重賞の函館スプリントS(函館11R)やユニコーンS(東京11R)はもちろんですが、今回は飛び抜けて出走頭数が少ない4レース目の米子S(阪神11R)も重要なポイントと言えそう。大半のプレイヤーが「このレースを絞ろう」と考えているはずですから、有力と見られている馬に支持が集中しそうです。その分、仮に荒れたら配当を大きく押し上げてくれるはず。“セオリー”通りに絞り込むのか、それとも手広く構えて高額配当を狙うのか、他のレースを予想する前にはっきりと決めておきましょう。

◆米子Sは馬齢と前年以降の実績に注目

　1レース目は3歳以上1600万下、ハンデキャップ競走の三宮S(阪神10R)。高齢馬が多い分、支持は割れるかもしれません。

　2レース目は3歳以上1000万下の青梅特別(東京10R)。オープンクラスから降級してきたゴールデンバローズらが注目を集めそうです。

　3レース目は3歳以上GIIIの函館スプリントS(函館11R)。土曜16時の時点ではアクティブミノル、オデュッセウス、オメガヴェンデッタ、シュウジ、ティーハーフ、レッツゴードンキ、ローレルベローチェあたりが上位人気グループを形成しています。

　4レース目は3歳以上オープンの米子S(阪神11R)。実績上位のクイーンズリングあたりに支持が集まるでしょう。

　5レース目は3歳GIIIのユニコーンS(東京11R)。こちらは土曜16時の時点だとゴールドドリーム、ストロングバローズの人気がやや抜けており、グレンツェントが続いていました。

[伊吹式WIN5ランキング 2016年06月19日版]

1位 函館11R 9.アクティブミノル
2位 東京11R 12.ゴールドドリーム
3位 阪神11R 3.クイーンズリング
4位 東京10R 16.ゴールデンバローズ
5位 阪神10R 5.ハニードント
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 阪神10R 4.ジャコカッテ
7位 阪神10R 13.ゴーインググレート
8位 東京10R 11.ダイワインパルス
9位 東京10R 10.アサクサスターズ
10位 阪神11R 7.ガリバルディ
【以上すべての馬を買うと18点買い】

11位 東京11R 13.ストロングバローズ
12位 函館11R 3.シュウジ
13位 函館11R 12.ティーハーフ
【以上すべての馬を買うと108点買い】

14位 函館11R 4.オデュッセウス
15位 阪神10R 6.アビリティラヴ
16位 阪神10R 7.ペイシャモンシェリ
17位 東京10R 12.クラーロデルナ
18位 阪神11R 1.ケントオー
19位 東京11R 14.グレンツェント
20位 函館11R 1.レッツゴードンキ
21位 阪神10R 3.ルミナスパレード
【以上すべての馬を買うと1080点買い】

22位 阪神10R 1.ビリオネア
23位 阪神10R 16.サンライズネオ
24位 東京10R 9.ソルプレーサ
25位 阪神11R 6.ダローネガ
26位 阪神11R 9.メドウラーク
27位 函館11R 7.オメガヴェンデッタ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　思い切って絞り込むなら3レース目の函館スプリントS(函館11R)。「JRAのGIにおいて6着以内となった経験がない馬」は2013年以降[0-1-1-28]と勝ち切れていません。今年はJRAのGIにおいて6着以内となった経験がある5頭のうち、前走で5着以内に好走しているのがアクティブミノルのみというメンバー構成。残る4頭の近走成績が物足りない分、この馬を素直に中心視したいところです。

　4レース目の米子S(阪神11R)は馬齢に注目したい一戦。「馬齢が5歳の馬」は2012年以降[4-1-2-8]と安定しています。一方「馬齢が4歳の馬」は2012年以降[0-0-0-4]、「馬齢が6歳以上の馬」は2012年以降[0-3-2-34]と人気を裏切りがちでした。さらに「前年か同年、かつJRA、かつ芝1400〜1800mの重賞かオープン特別において4着以内となった経験のない馬」は2012年以降[0-0-0-19]と好走例なし。出走頭数のわりに絞り込みづらいメンバー構成ですが、やはり実績上位のクイーンズリング、5歳のガリバルディあたりを重視すべきでしょう。