(撮影:下野 雄規)
開催替わり初週というのはコース指数が出揃っていないので、毎度あまり成績が良くないわけですが、今回の東京・京都替わりはまあまあという感じでした。でも良かったのは土日だけで、月曜日になると抜け印が多くなってしまいました。先行できても直線最後はバテバテ…。予想も3日間を走り切るスタミナが必要だということでしょう。
さて重賞の結果。月曜日京都の『京都大賞典』は◎キタサンブラック本命から、◎☆○で馬単・3連単は本線で的中できました(堅かったですけどね)。
一方、日曜日の『毎日王冠』は本命◎ステファノスがイマイチ伸びずに馬券はハズレ。もしルージュバックに本命を打てていたとしても、人気薄3着ヒストリカルは拾えなかったのでどちらにせよ3連単は獲れなかったわけです。では、このレース、いったいどう考えておくのが正解だったのでしょうか?
【検証ナンバー051】
サンプルレース名/2016年10月09日(日)・東京11R・毎日王冠(GII)芝1800m
【レース前状況】
毎年良いメンバーで行われるスーパーGIIとも呼ばれる一戦。1番人気はルージュバック(戸崎圭)。前走は東京コース同距離の『エプソムC』を快勝。念願のGIをこの秋の目標にいいスタートを切りたい初戦となった。2番人気はステファノス(川田)。前走『宝塚記念』は5着だったが東京コースは昨年の『天皇賞秋』2着と相性良し。この馬もGIへ向けてここは勝っておきたいところ。ほぼ同じ