東京の長丁場だけに、アルバート(母父ダンスインザダーク)、リッジマン(母父カーリアン)、ラブラドライト(父キングカメハメハ)、カムフィー(母父ダンスインザダーク)、タニノエポレット(父ダンスインザダーク、母父ジェネラス)とニジンスキーの血を引く馬が毎年好走している。フェイムゲーム(父ハーツクライ)、アルバート(父アドマイヤドン)、カフジプリンス(父ハーツクライ)とトニービンの血を引く馬にとってもチャンス。(解説:望田潤)
ウインテンダネス 函館記念に勝ったブライトサンディーに、あまりスピードを伝えなかったミスプロ系マジックマイルズ、トニービン系ながら1600〜2000mで活躍したカンパニーが配され、5歳に芝長距離で覚醒した本馬が出た。なかなか掴みどころのない血統だが、東京では長くいい脚を使うのはトニービンの父系らしい。AR共和国杯はスローすぎて持ち味が活きなかった。この距離で持続力勝負になれば巻き返せる。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
カフェブリッツ カフェリュウジン、カフェシュプリーム、カフェマーシャルの全弟で、ヒラボクディープのイトコ。母父ストラヴィンスキー(欧チャンピオンスプリンター)はヌレイエフ×ブラッシンググルームで、このナスペリオン的なストライドで走るので大箱がベター。とはいえ530キロを超える大型馬で、長距離が合っているというほどのイメージはない。スンナリ先行できても圏内まではどうか。