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【高松宮記念】17-18年はアドマイヤムーン産駒が連覇 テーストやダンジグの後駆パワーが必要

  • 2019年03月17日(日) 18時00分
昨年はファインニードル、一昨年はセイウンコウセイとアドマイヤムーン産駒が連覇中。15年もアドマイヤムーン産駒ハクサンムーンが2着。17年はスウェプトオーヴァーボード産駒レッドファルクスが3着。フォーティナイナーの父系には要注目だ。急坂コースのスプリント戦なので後駆のパワーもポイントで、ノーザンテーストを持つ馬(ビッグアーサー、コパノリチャード、レッツゴードンキ、ハクサンムーン、スノードラゴン、ナックビーナス)やダンジグを持つ馬(ミッキーアイル、ストレイトガール、ナックビーナス、アルビアーノ)の活躍が目立つのは順当といえる。(解説:望田潤)


アレスバローズ
 母母エンスラーリングがプレイメイト≒セックスアピールのニアリークロス3×3で、この強大なパワーで短距離を走っている。体型は牝系のウッドマンが強い。本馬のようにネヴァーベンドやラトロワンヌの影響が強い前駆の馬は冬場は捌きが硬くなりがちで、6〜9月[2-2-1-3]の実績どおりの夏馬だろう。北九州記念勝ちがコースレコードで、勝ち時計が1分8秒0より速いときは[2-2-0-2]と高速決着が望み。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○

キングハート
 ラブカンプーの半兄で、オレハマッテルゼ×マイネルラヴという

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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